子供をどこまで無菌にできるか(ネット社会&実社会)
無菌という言い方が正しいのか分かりませんが、安全を保つことが出来るか、ということなんですが。
先日けんじろうさんが、「子供のネット利用には専用の検索ポータルが必要だ」というエントリーを書かれていました。小学生の娘を持つ父親として、出来ればそうあって欲しいとは思います。そして、それは実社会においても。
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「訳の分からんヤツがいる」そんな言葉だけでは済まされない実社会ですが、これを神経質に考えると、近所のおじさんとさえ喋れなくなってしまいます。
先日、出勤時に地元の駅まで娘と一緒に。娘は下りなので、向かいのプラットホームに行きます。上りのプラットホームから見ていると、娘に話しかける怪しい男がいます。「んっ?」と、向かいに行ってみようかと思った瞬間。その男の顔が見えました。
「・・・。」地元の、同じ祭りの世話人さん。後で娘に聞いたら、時々会うそうです。「おはよう」「おはようございます」といった挨拶をしている、と。
こんなことに神経質になっている自分に驚きました。が、無神経でもいけないんでしょうし。これって、どうなんでしょう。(どれが?)
子供が歩く先の、躓きそうな小石を拾って回る親。そんなことはしたくありません。しかし、それが犯罪となると別のお話。しかし、自分で善悪を判断し、怖いモノは避けるということも覚えてもらわなくてはならない。その狭間で、どういうふうに考えるべきなんでしょうね。
うちの娘は、ネットはYahoo!きっずしか利用しません。が、今後は分かりませんよね。どこまでOKで、どこからNGなのか。その境界線を、子供が理解できるように説明できるか。
実社会でも同じことだと思います。何がOKで、何がNGなのか。しかし、正しいご近所付き合いを含めた、社会生活は覚えるべき。
ついこの間まで、日本は治安が良いという妄想を抱いていた我々として、ぼちぼち目が覚めないといけないですよね。