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モノづくりのイノベーション 〜小学生からはじめるわくわくプログラミング〜

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 子供用ビジュアルプログラミング環境「Scratch」については、先日のブログ(モノづくりのイノベーション 〜みんなで楽しもう!Scratchプログラミングの魅力♪〜)でもご紹介しましたが、その中でご紹介した入門書『小学生からはじめるわくわくプログラミング』が日経BP社からいよいよ出版されました。

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 そもそもこのスクラッチは、米MITメディアラボがこれからの社会をより良く生きるために必要な力(考える力、つくる力、伝える力)を身につけることを目的に開発したプログラミングのためのソフトウエアで、だれでも無償で利用できる。
 本書は、プログラミング学習を通じて、自ら仕組みを考え、手を動かして、モノを作り上げる楽しさを体験してもらうための学習書で親子で楽しみながら、創造力、論理的思考力、共創(コラボレーション)力を養うことを目的に企画されている。
 本書の特徴は、
・教科(国語、算数、理科、社会、音楽、体育)に関連したサンプルプログラムがわかりやすく紹介
・正式版が出たばかりのScratch新版(2.0)をいち早く解説
・"パーソナルコンピューターの父"アラン・ケイ氏の最新エッセイと記念的エッセイを同時収録
といったところ。
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 教科別サンプルプログラムの紹介ページでは、4コマ漫画でわかりやすく解説。これは、音楽の章でかえるのうたの輪唱をプログラミング♪
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かえるのうたの楽譜とスクラッチでの記載例
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 単なる学習書ではなく、MITメデイアラボのミッチェル・レズニックさんのメッセージやアラン・ケイさんのエッセイが文末に掲載されているところがハックなオヤジの気持ちをくすぐる。
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 子供達が飽きないような工夫が随所にちりばめられている。その可愛らしいキャラクターの数々。
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 「ニャタロ~」。本書の主人公です。彼が巻き起こすトラブルを、仲間と一緒にスクラッチを使って解決することで物語が進行します。つまり、彼は読者のアバターでもあります。結果としてドジっ子になっていますが、たまにひらめきを見せることもある(笑)。
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 続いて「サーチマン」です。この本は小学校の教科ごとに章が分かれているのですが、彼が担当するのは国語。自動的にストーリーを生成する「物語メーカー」の作り方をニャタロ~に教えてくれます。
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 「マスラー」は、Mathematics、数学から取られました。算数の章では、ニャタロ~と一緒にプログラマー適正の試金石と言われる有名なゲームを作ります。
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 理科担当の「ピンキー」は、こう見えて実は虫好きというナウシカ的立ち位置です。本書唯一の女の子キャラです。
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 そして「ニャタロ~」をはじめとするキャラクターたちをScratchのキャラ(スプライト)として利用できるように準備中とのこと。本の中の動かないキャラクターが自分の作ったプログラムで動くようになるなんて!なんと素敵な体験を今の子供はできるのだろうか!
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 また、こどもたちがラフに扱っても丈夫で、しかも開きやすい本にしたいとのことでPUR製本という、通常より丈夫で広開性に優れた製本方法(綴じ)を採用している。
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 「Scratch」の概要を理解するには、以下のYouTubeが大変わかりやすいので再び掲載しておきます。


YouTube: Scratch紹介

 また、本書をテキストにした講座を企画する指導者向けの「『小学生からはじめるわくわくプログラミング』トレーニングセミナー」も開催される予定です。

 この夏休み、虫取りや海水浴も良いけどデジタルなビットの世界にお子さん達を誘ってはいかがでしょうか?

 
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