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「仕事がしんどい」と感じるとき、どうしてる?

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こんにちは、竹内義晴です。

「仕事がしんどい」――誰しもが一度は経験したことがあると思います。どんなにSNSで楽しそうな発信をしている人でも、一度ぐらいはね。

これはボクのモチベーショングラフで、現在は、「テンションMAX! 毎日ハッピー!」という状況を10とすると、0より少し上ぐらい。

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みなさんからボクのことがどのように見えているのか、ボクにはわからないんですけど、ボクにもいろいろあるんですよ(笑)

いまは忙しいのは忙しいけれど、気持ち的はフラットな感じです。

まぁ、人生、山あり谷ありなので、みなさんも悩んだ時期、仕事がしんどい時期があったんじゃないかと思いますが、みなさんが「仕事がしんどい」と感じた時期は、いつですか?

「仕事がしんどい」と感じるとき、どうしてる?

さて、「仕事がしんどい」と感じるとき、みなさんはどんなふうに、自分自身、あるいは、環境と関わっていますか?

「仕事がしんどい」には、自分で解決できることと、そうでないことがあるように思います。まぁ、そうでないことも、結局は、自分で解決しなくてはいけないのかもしれませんけど、みなさんはどんなふうに対峙していますか?

ボクがもっともしんどかったのは、32歳で転職したとき。いわゆる、「ストレスをかけて人を動かそうとするマネジメント」を受けたときなんですけど、もう、自分の力だけではどうにもできなくてですね。自分をだましだまし、仕事をしていました。でも、しんどくてしんどくて、どうにもならなかったなー。もう、自己啓発書を読むぐらいしか、解決策がなくて。5万冊ぐらい読みましたよ。5万冊はウソですけど、相当読んだな―(遠い目)

しかも、そんな状況で管理職を任されました。

管理職を任されて、「このままじゃいけない。こんな環境で仕事をしなければならないのが、いいわけがない」と思って、組織作りとか、経営者の本とか読みまくった結果、「どうやら、コミュニケーションを勉強しないといけないらしい」ということに気がついて、外部のセミナーなんかに通い始めたのが、変化のきっかけだったような気がします。

この、「しんどいを乗り越えた経験」が、ボクの人生に与えている影響は結構大きくて、「あのしんどさを乗り越えられたんだから、今回もきっと乗り越えられる。きっと解決する」――そんな気持ちにさせてくれます。

次にしんどかったのは、36歳で独立したときかなぁ。お金もためて、意気揚々と独立したのはいいけれど、まったく仕事がなくてですね。悩みましたねぇ。お金がどんどん減っていくのが怖くて仕方がなかったです。そういうときに限って、事件が起こったりしてね。

あのとき、どうやって乗り越えたんかなぁって思い返すと、まぁ、できることをやるしかなかったです。目の前のできることをやるしかなかった。ブログ書いたり、メルマガ書いたりするしかなくてね......。まぁ、そんなこんなで、少しずつ仕事は増えて、なんとか食えるようにはなりました。

この、「目の前のできることをやる」というのも、力になりましたねー。おかげで、書く力、伝える力がつきました。これはボクの、生涯使える強みだと、いまでは思っています。

去年の、地域の仕事をしているときは......ひさしぶりにしんどかったです。まぁ、しんどかったですね。本当にしんどいときは、夜眠れないですからね。眠っても、夜中に起きてしまったりして。去年は何をしたんだろう? どうやって乗り越えたんだろう? やるべきことは、たとえ一人でもやるしかなかったからなぁ。一人で向き合うのはしんどいものです。

ただ、幸いなことに、悩み続けているとちょっと開ける何かが生まれて、いまは、だいぶ前向きになれました。おかげで、新しいアイデアも浮かびましたしね。

というわけで、これまではしんどい経験が多かったので、耐える力とか、一度決めたらやり切る力みたいなのは、あるほうではないかと思われます。はい(笑)

まぁ、しんどい経験はないほうがいいし、しないほうがいいんでしょうけどね。でも、そういう時期って誰しもがあるから、なんかね、こう、自分や環境とうまく対峙できるといいんだろうなぁと思っています。

みんなで話そう!仕事の「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」

さて、9/5(月)サイボウズ東京オフィスにて、『みんなで話そう!仕事の「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」― 感情のメカニズムとチームワーク ―』というイベントを開催します。

第1部のトークセッションでは、「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原内科saveクリニック院長 内科医・心療内科医の鈴木裕介(Dr.ゆうすけ)さんと、周りの人に助けを求め、ひとりで抱え込まないスキル「ヘルプシーキング」を提唱している株式会社NOKIOO 取締役 小田木朝子さんをお招きし、感情のメカニズムや、助け合うチームワークを知る機会に。

第2部のグループワークでは、普段、あまり口に出すことのない「仕事のしんどい」をざっくばらんにお話する機会になるといいなと考えています。

「仕事のしんどい」は、自身との関わり方、そして、チームでの関わり方があると思うので、みなさんの「仕事のしんどさ」がやわらぎ、働きやすいチームの形を創る機会になるといいなと思っています。

ボク自身、いろんな「仕事のしんどい」と対峙してきたけれど、素人の対処療法だったので、いろんなお話をうかがってみたいです。なお、ボクはMCで参加します。

お知らせ

そうそう、今日のお話にも少し関連しますが、起業について、ボクは、やりたい人は全然やったらいいと思いますけど、起業してから鳴かず飛ばずの時期が相応にあったので、準備も大切だなぁと思っているし、むやみに勧めるタイプではありません。

で、知人に「フリーランスになる」という人がいたので、@IT自分戦略研究所で連載している『仕事が「つまんない」ままでいいの?』で、フリーランスを目指すエンジニアに贈る10のアドバイスという記事を書いてみました。よかったら読んでみてください。

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