「一度お会いしたい」──こんなアプローチだったら「ぜひぜひ!」
こんにちは、竹内義晴です。
おかげさまで「一度お会いしたい」というお話をいただくことがあります。ありがたいことです。関心を寄せていただけることは本当にうれしく、基本的には「ぜひ!」とお受けしたいと思っています。
でも、とても心苦しいのですが「ごめんなさい」とお断りすることも、正直あります。時間的な制約があるのもありますが、初めてお会いする方だったりすると「〇〇を売り込まれるんじゃないか」とか、「〇〇に勧誘されるんじゃないか」とか、ちょっと怖い感じがするときもあって。
そこで、こんなアプローチをされたら「わたしもぜひ、お会いしたいです!」を挙げてみたいと思いました。
好意を持っていただいている
「嫌い」と言われるよりも、「好き」と言ってもらったほうが、単純にうれしいです。「好き」じゃなくても「関心を持っている」、「記事をいろいろ読んでいる」とか、あーとかこーとか。
身分を明かしてくださっている
「よくわからない誰か」よりも、「どういった方なのか」を明かしてくださるほうが安心できます。
ボクの取り組みに関心を寄せてくださっている
ボクが取り組んでいることに関心を寄せてくださっていると、単純にうれしいです。
たとえば、今だったら妙高市で取り組んでるワーケーションとか、しごとのみらいで取り組んでいる人材育成とか、サイボウズで経験している複業とか、二拠点ワークとか、テレワークといったこれからの働き方とか、個人的にも関心がつよい地域複業とか。
なお、取り組みは状況によって変わっていくので、「過去には関心があったけれど、今はそれほどでも......」といったことも正直あります。関心は常にアップデートしているので、そのあたりも汲んでいただけるとうれしかったりします。FacebookやTwitterを追っていただくと、なんとなく分かると思います。
目的がはっきりしている
「会ってみたい」「話してみたい」も、とてもうれしくはあるのですが、忙しく過ごしており、時間的な制約もあります。できれば、「情報交換」よりも、「〇〇について、□□しようと思っているのだが、△△について話をしたい」といった具合に目的をはっきりしていただけると、ボクがお役に立てそうか判断しやすいです。
記事を読んでくださっている
いろんな情報はあまり包み隠さずに発信しているタイプなので、それらを事前にお読みいただいているとうれしいかなと思います。それらの情報で、知りたいことが分かることもあるかなと。
お互いがハッピーである
正直、メリットはそれほど求めてはいないし、物事は雑談から発展することが多いし、時間がゆるせばお会いしたいとは思っているタイプです。でも、一方的に「教えてください」「視察させてください」「〇〇したいと思っているんですよね」「つながりましょう」よりも、「こっちのことも考えていただいているな」と思えるとうれしいです。
また、「お互いにとってWin-Win」みたいな話もよく聞くのですが......お互いがほんとうにハッピーになれるといいですよね。
実践している/しようとしている
何でもいいのですが、やはり、私が、あるいは、私たちがやりたいと思っていることを実践している方々とは、単純にお会いしたいですし、こちらもつながりたいです。想いベースでも全然問題ないです。なんとなく「話をしましょう」よりも、「こんな想いを持っているんです!」と言われた方が、正直うれしい。
事例
ここで、いくつか事例を挙げたいと思います。
先日ある大学生が連絡をくれました。なんでも、ワーケーションに関する論文を書くために調査をしているといいます。私の関心があることだったので、よろこんでお受けしました。行政機関ともつなぎましたし、体験もコーディネートしました。その結果を、彼は論文として公開してくれました。うれしかったですねー。
逆に、以前ごめんなさいした事例です。
具体的に書くと支障があるので書きませんが、一言で言えば「仲間と〇〇の事業を立ち上げるのだが、それがどういったことかよく分からないから話を聞かせてほしい」という感じでした。「事業を立ち上げるのに、それが分からないとはどういうことだ? それはボクにも分からないな」と思ってごめんなさいしました。想いはわからなくもなかったので心苦しかったのですが、もうちょっと具体的にしてから、ご連絡いただけるとよかったのかな? とは思いました。
というわけで、こんなアプローチをされたら「わたしもぜひ、お会いしたいです!」でした。