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もしも、「地方の発信力」を支える、「地域の人や地域を行き来する人達のチーム」があったら

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こんにちは、竹内義晴です。

お正月が終わって、ふと気づけば1月も半ば。平日は仕事をして、休日は除雪やら、さいの神(どんど焼き)やら、家族の運転手やらで、今日もそんな感じなのですが、ふと、時間ができたのでブログを書いています。

実は最近、夜はもっぱらバイクのYouTubeばっかり観ています。というのも、冬以外の季節は、気分転換にバイクに乗ることが多いのですが、冬はバイクに乗ることができないので、気分転換といえば酒を飲みながらYouTube。これがボクのナイトルーティーンです。

で、YouTubeを見ていると思うんですよ。「みんなすごいなー」って。決してプロではないはずなのに、あれだけのクオリティで、あれだけの編集ができるなんて......ホントすごいなー。

ところで、近年は「動画やSNSの時代だ」「個人が発信できる時代になった」なんて言われて久しいです。実際、みんなスマートフォンはもっているし、動画も撮影できるし、SNSをやっている人も多い。確かに、個人で発信できる環境はあります。

でも、いくら個人で発信できる環境があっても、「人の心にささる」「面白いと思ってもらえる」「共感される」文章や動画を作るのって、言うほど簡単じゃないよなーと。発信したい情報を、読者、視聴者に「ちゃんと届ける」ためにはどうすればいいのだろう?これって、ある程度訓練が必要だと思うんですよね。

また、地方で仕事をしていると、「地域にはいろんな資源がある」「それが生かされていないのは、PRが足りないからだ」「今は動画やSNSの時代だ」「ポスターやチラシだけじゃなくて、もっと新しいやり方をしなくちゃダメだ」みたいな声をよく聞きます。繰り返しますが、ホントよく聞きます。

だけど、どんなに発信する手段があっても、ただ、「発信するだけ」ではダメなんだよなーと。特に地方では「分かりやすく伝える」って、大事だと思うんですよね。

で、まだ妄想段階なんですけれど、近い将来、地域や、地域の企業の情報を、想いとか、そういったものも含めて、読者、視聴者に「ちゃんと届けるチーム」みたいなものがあるといいのかもなーみたいなことを考えています。それは、会社のような形で存在するのではなくて、地域の中の人や、(地域複業のような形で)都市部と地域とを行ったり来たりする人たちで形成された「個人の集団」みたいなイメージ。地域全体のマーケチームみたいなイメージ。

幸い、ボク自身はこの十数年、ネットで仕事を作ってきたタイプだし、いまもサイボウズではマーケティングやブランディングの仕事をしているし、ほかにも、そういったことが得意な人たちが集って、何かできるといいな。

そんな「地方の発信力」を支える、「地域の人や地域を行き来する人達のチーム」があったらいいなー、なんて、最近なんとなく思っています。まぁ、現段階ではただの妄想ですけどね。

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