地方の企業こそ、テレワークができるようにしておいたほうがいいと思う理由
こんにちは、竹内義晴です。
いま、盛岡に来ています。全国的に大雪と言われていますが、盛岡の朝は少し白くなっているぐらいで、それほど積雪はありません。
ボクが住んでいる新潟の妙高高原では、家族に聞いたら50cmぐらいの積雪だそうです。妙高の50cmは通常運転ですが、今回は山間部よりも街のほうが大変みたいで、電車が止まったそうです。大変だー。
さて、今回のような天候のとき、公共交通機関が止まったり、交通渋滞が起こったりします。一昔前だったら、そういった中でもなんとか会社に行くのが当たり前でしたし、雪国なんかだと、大雪の中3時間かけて会社に行って、除雪して終わる......みたいな(笑)。
ボク自身も、そういった経験が何度かあります。
でも、これだけテレワークが拡がったいま、大変な思いをして無理に会社に行かなくても、テレワークでできる仕事なら、本当はテレワークで対応できればいいのになぁと思ったりします。
話は少しずれますが、先日、地元妙高市で「妙高ワーケーションについて理解を深める会」という勉強会を行いました。そのとき、現在の、テレワークや在宅勤務の現状について軽くお話をしたのですが、勉強会が終わってから、参加者から、こんな声をかけられました。
「テレワークっていうけど、東京の人は本当にやっているの? だって、この辺じゃ、テレワークをやっている人なんて、誰もいないじゃない?」
その意見、とってもよくわかります。コロナ禍で、都市部のほうではテレワークだ、在宅勤務だなんて話を聞きますけど、地方じゃ、テレワークをしている人なんてまずいませんからね。
でもですね。ボクは、テレワークで仕事をしていますけど、地方にいるボクらが想像している以上に、都市部の人は在宅勤務しているなーというのが、ボクの肌感覚です。テレワーク、結構やっていますよ。
一方で、今回の大雪のような、天候によって仕事に影響が出るケースは都市部も地方も関係あるし、むしろ、地方のほうが多いかもしれないので、このような非常事態のときでも、仕事が止まらないように準備しておくことは、地方のほうがむしろ大事なのではないかな? と、思ったりもします。
また、いま、日本社会は人口が減っていますが、今後、地方の企業は人材不足がもっと課題になっていくはずです。でも、テレワークができるようにしておくと、働く場所の制約がなくなるケースも多分にあるし、多くの人がテレワークを体験した今、どうせ働くなら、働き方が柔軟な会社が選ばれるようになってくると思いますので、地方の企業こそ、テレワーク対応も、少し気にしておくといいのではないかと思います。
いま、総務省では、無料で受けられるテレワークマネージャー相談事業というのもやっているので、そういったところに参加してみることからはじめてもいいかもしれません。