地域の仕事は一握りの人や企業が儲かるだけだと面白くない。みんな幸せになるエコシステムの形が理想
こんにちは、竹内義晴です。
12/5(土)、地元妙高で「妙高ワーケーションについて理解を深める会」というイベントを行いました。ご参集いただきましたみなさま、ありがとうございました。
令和2年6月より、妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会というところで、ワーケーションの事業を立ち上げる仕事に関わっています。
これまで、プログラムづくりなど、いろんな仕事に取り組んできました。おかげさまで、ご評価いただくこともあり、いくつかのメディアで取り上げていただきました。簡単にご紹介しますと......
- After コロナ時代に妙高市で描かれる『しごとのみらい』 | TURNS
- 「バケーション」ではないワーケーションを 妙高市が提供する、仕事に役立つワーケーションの形とは? | ITmedia ビジネスONLINE
- ワーケーション会議 in 妙高 新しい働き方と自然を生かす地域創生 | 日経新聞社 日経チャンネル
そのほか、オンラインイベントなどで登壇させていただく機会がいくつかありました。
一方で、地元を見回してみると、「最近、ワーケーションっていうのをやっているらしいけど、何しているの?」みたいな声が聞こえてくることが多く、「外に発信するのもいいけれど、中(市内)に発信することも大事だな」と思い、今回のイベントを開催することにしました。
イベントでは、「これまで取り組んできたこと」「いま、取り組んでいること」「将来、取り組みたいと思っていること」の、過去、現在、未来のタイムラインに沿ってお話しました。
このような、地域に関わる仕事をするうえで、思うことがあります。それは、「一握りの人や企業だけが儲かるだけだと面白くない」ということです。
たとえば、ワーケーションのプログラムも、「〇〇ホテルがワーケーションプランを開始」だと、その企業だけの取り組みとなります。一方、ワーケーション型の企業研修プランを組み、「宿泊は〇〇、研修コンテンツは〇〇、ストレス改善は〇〇、移動は〇〇」のように、ニーズに合わせてプランを組むと、関わっていただいた地域の関係者にお金がまわり、みんなが幸せになります。
このように、地域の仕事をするなら、関わった人たちに経済的な連鎖や協調が起きる、エコシステムのような形が理想だなと思っていて。
イベントでは、最後の方はやや壮大なお話もしてしまい、「あー、ちょっと話過ぎてしまったかな」という反省も無きにしも非ずなのですが(笑)、それでも、イベントの最後にお声がけいただいたみなさんの声からは、なんとなく伝わったような感じもしていて、「これからもがんばろう!」と、決意を新たにしたところです。
6月からの取り組み、一度どこかで整理したいな。
というわけで、改めまして、ご来場いただきましたみなさん、オンラインでご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。そして、準備から当日の運営まで携わってくれた、妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会のみんな、ありがとね。