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そろっと電子投票にしたほうがいいのかも?と思ったはじめての開票所

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

7/10の参議院選挙の日の夜、ボクは妙高市の開票所、報道関係者席にいました。

というのも、新聞社の知人から、「開票所で発表される情報を集めて集計し、報道するのだが、妙高市で情報を送ってくれる人が見つからない。手伝ってくれないか」と頼まれたのがきっかけ。

投票所に行ったことがある人は多いと思いますが、開票所に行ったことがある人は少ないのでは?

開票所、はじめて行きました。開票作業、はじめて見ました、なかなか見ることがないし、感じたことがあったので、まとめておきます。

開票の流れ

流れをざっくり書き出すと、こんな感じ。

  1. 投票時間が過ぎた20時ごろから、各投票所の投票箱が開票所に集められる
  2. 開票時間になると、市役所の職員が開票し、集計
  3. 集計結果は定期的に報道関係者に配られる(これが、テレビで流れる情報になる)
  4. 全部の集計が終わったら終了

思ったこと、感じたこと

開票が始まって最初に抱いた印象は、「すごいアナログ感だなー」でした。

なぜなら、市役所の職員が投票用紙を一枚一枚手で仕分けていたからです。見ていて単純に思いました。「わー、たいへん」と。

人数もすごいです。一つの山に7~8人、それが10山ぐらいあったので、それだけで70人ぐらい。そのほか、管理監督している人や、バックヤードで動いている人を含めると、軽く100人以上はいたんじゃないかな。100人がワーッと動くのはかなりの迫力です。選挙をやるとお金が掛かると言いますが、これだけの人が動くのだから、それもうなづけます。

たくさんの人が、手で仕分ているさまを見ていたら、思わずにはいられませんでした。

「電子投票なら、どれだけ楽になるだろう?」

電子化すれば、集計作業は間違いなく楽になるでしょう。というより、一瞬ですよね。また、無効票や読み取りや判断が難しい票も少なくなるはず。

もちろん、システム化や維持、モノのコストは多少かかるでしょう。消えてしまうかも...広がらない端末利用の電子投票 「コストかかりすぎ」廃止の京都市という例もあるようです。

また、「スマートフォンでどこにいても投票できる」みたいにするのは、制度的な課題がいろいろあると思いますし、タブレットに使い慣れていない人の中には、「わしには、そんな投票はできん」という人もいるかもしれないので対応は必要だとは思います。

けれども、投票行為だけを電子化する(たとえば、投票所にタブレットを置いておいて、投票したい候補者の名前をポチッと押すようにするとか)だけなら、運用は今と変わらないし、集計はリアルタイムなので効率は相当よくなるはず。

消えてしまうかも...広がらない端末利用の電子投票 「コストかかりすぎ」廃止の京都市の例にあるように、これを地方自治体レベルでやってもあまり意味ないのかな?と思います。なぜなら、選挙は数年に1回だから。

でも、国全体で考えると、毎年どこかどこかでは選挙があるわけで、システムが1個あって、地方選挙でも、衆参議員選挙でも使えるようにしておけばいい。集計だけのシステムなら、そんなに難しくないと思う。既にネット上にあるポチッと押せば数が1増える「投票システム」と大して変わんないから。

インターネットがこれだけ普及している今の時代。課題はいろいろあると思いますが、電子投票もそろっとまじめに考えたほうがいいのでは?と思った、はじめての開票所でした。開票が終わったのは23時30分。開票所を出たのは24時20分でした。

市役所の職員のみなさん、報道関係者のみなさん、お疲れ様でした。

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