メンタルヘルスの「そもそも、なぜ?」と「で、どうすれば?」を伝えたい
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
昨日は一日、メンタルヘルスの企業研修のスライドを作っていました。
近年はビジネスパーソンのメンタルヘルスが社会問題になっていて、厚生労働総も「こころの耳」というサイトでいろんな情報を発信しています。
メンタルヘルスの情報は、一般的に、現在、国内で起こっている統計データや、それに従って、「ストレスをチェックしましょう」「ストレスがあったら休みましょう」「リフレッシュしましょう」「つらいときは早めに専門機関に相談しましょう」という情報が多いかなーと思っています。
一方、以前、ストレスを抱えた経験からすると、「それは分かるけど、で、どうすればいいの?」というところで止まってしまうことが多かったなー。
なので、「そもそも、なぜそうなるの?」「で、どうすればいいの?」を、実践しやすい形で示したいなと思っています。「理屈では分かっているけど、できない」ってこと、ありますもんね。
たとえば、こころの耳の中に「動画で学ぶメンタルヘルス教室」という動画ライブラリーがありました。この中の、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義さんの「早く気づけるストレスケア」という動画では、ストレスを抱える原因について、「歪んだ認知」について紹介しています。歪んだ認知とは……
- 全か無かの思考 二分法思考
- 過度の一般化 決め付け
- 選択的抽出 心のフィルター
- マイナス思考 ポジティブな側面の否定
- 結論の飛躍 根拠のない結論
- 誇大視と極微視 拡大解釈と過小評価
- 感情的決め付け 独断的推論
- 誤ったレッテル貼り 極端な一般化のしすぎ
- 個人化 自己関連付け
- すべき思考 「~すべき」「~すべきでない」
出典:早く気づけるストレスケア | こころの耳
となっています。この指摘はとても重要で、仕事である失敗をしたときに、「これも成長の機会だ!」とポジティブに捉える人もいれば、「なんで自分はダメなんだろう……」とネガティブに捉える人もいます。もし、ポジティブに捉えられれば、過度なストレスを抱えずに済みます。ある意味、これができればすべてOKと言っていい。でも、「プラス思考が大事」と、頭では分かっていてもなかなかできないですよね。
では、そもそも、なぜ、歪んだ認知が起こってしまうのでしょう?この、「そもそも、なぜそうなるの?」「で、どうすればいいの?」を伝えられたらいいなーと思うわけであります。
時間があるときに記事としてまとめて、ホームページにアップする予定です。