周りの目が気になるときほど、自分自身に目を向ける
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
「上司が自分のことをどう思っているのか気になる」
「同僚からの評価が気になる」
「ひょっとしたら、自分は周りからダメだと思われているのではないか?」
このように、周りの目が気になることがありますよね。
けれども、多くの場合……
「本当はそうなのかわからない」
「誰も、何も言っていない」
「まだ起こっていない」
のに、
「○○ではないか」
「○○だろう」
「○○かもしれない」
と思ってしまう。言い方を変えれば「事実ではない」ことを心配している場合がほとんどです。
大切なのは、それらが『本当にそうか』ということ。
もし、
「AはBではないか」
「AはBだろう」
「AはBかもしれない」
「AはBに違いない」
のように思ったら、それらが「本当にそうか」「例外はないか」を検証してみてください。そうすると、その多くは、「そうとも言い切れない」ということがほとんどのはずです。
人はどうやら、まだ何も起こっていないのに、誰も何も言っていないのに、「かもしれない」で悩み始めるみたいです。
ところで、なぜ、「かもしれない」で悩み始めてしまうのでしょうか?
1の理由に「自己肯定感」があります。「自己肯定感」とは、「自分はこれでOK」と、自分自身の存在を認められる、自分にOKを出せるということ。
「自分にOKを出せる」といっても、「途中で仕事を投げ出してもOK」とか、「何でもかんでも自己中心的でOK」とか、という意味ではもちろんありません。物事に対する責任感はとても大切です。特に、仕事においてはね。
けれども、自分にOKを出せなければ、いつも誰かと比較して自信をなくしたり、自己嫌悪に陥ってしまいがち。
周りの目が気になるときほど、自分自身に目を向ける。そして、自分にOKを出すことが、大切なのかもしれません。