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100メートルのあいだの、3軒のコンビニ

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

上越の田舎道を車で走っていたら、
新しいコンビニがオープンしたことに気がついた。

「また、コンビニがオープンしたの?」
「コンビニってこんなにいらないんじゃないの?」
と、思うことがある。

この間、仕事で新宿に行ったときのことだ。
仕事が終わって、ホテルに向かう途中、
「よし、ホテルの近くでビールを買おう」と思って、
てくてく歩いているときに、ふと目にとまったのだけれど、
100メートルほどのあいだに、コンビニが3軒あることに気づいた。
しかも、その中の2つは、同じチェーン店'。

「両方で食いつぶし合うんじゃないか?」
「あっちの店長が嫌いな人が、こっちに嫌がらせで作ったのかな?」

とか、思ったけれど、
とにかくまぁ、コンビニが多いことにおどろく。

そういえば、以前聞いた話なのだけれど、
最近のコンビニは、
一人、もしくは、二人暮らしの
おじいちゃん、おばあちゃんのための食事として
自分で作ってあまらせるよりも、
必要な分だけ気軽に買える商品に力を入れている、と聞いたことがある。

おじいちゃん、おばあちゃんの生活を
より快適になるように考えて作られたのは、すばらしいことだと思う。

けれども、本当におじいちゃん、おばあちゃんのことを思うなら、
100メートルのあいだに、3軒もコンビニを作ることよりも
地方の、山奥の、お店が一軒もないところに作れないものか・・・
と、思うことがある。

「それば無理だよ。それじゃあ、商売として成り立たないじゃないか」
というのは、もっともなご意見。ボクもそう思うのだけれど・・・

「商売」として・・・というよりも、
「日本の、おじいちゃんおばあちゃんの食を救う」ためにやる。
コンビニが、全国の、スケールメリットを活かした
民間型の「食のインフラ」になるイメージ。

近年、CSRとか、社会貢献という言葉をよく聞くが、
自然環境のために植樹をするのも大切かもしれないけれども、
ある意味、社会貢献性が高い事業になるのではないか?

とはいえ、やはり、
「それじゃあ、商売として成り立たないじゃないか」
がつきまとうだろう。

そこで、地方の山奥に「出してあげる」という上から目線ではなく
出店する代わりに、「おばあちゃんの知恵袋」をいただくのはどうだろう?

たとえば、「おばあちゃんの知恵袋的レシピ」をおばあちゃんから教わる。
そして、あたらしいメニュー開発にフィードバックして
「長生きと健康の秘訣。おばあちゃんの知恵袋弁当」として販売する。

からあげやハンバーグのような、「コンビニお決まり弁当」もいいけれど
こういうレシピは、都会に住む人たちにとってもうれしいのではないか?
その結果、売り上げが上がるのではないか?

地方には、まだまだ知られていない
「おいしいもの」がたくさんあるのではないかと思う。
だめかなぁ。

もっとも、地方に住むおじいちゃんおばあちゃんからは
「コンビニなんてなくたって、全部畑で作ってるから、
 何も不自由しちゃいないよ。余計なことするな」
なんて、怒られちゃうかもしれないけれど。

でも、100メートルのあいだに、3軒のコンビニは、多いと思った
ある晴れた3月の夕方。

Comment(1)

コメント

藍飢夫

コンビニの出店には何のマーケディング理論もありません。
オーナーが「ここに出店したい!」とフランチャイズ本部に申し出ればいいんです。
本部はノウハウ、商品を提供し毎月その対価のリターンバックを受けます。
目と鼻の先で同じ店舗があるかどうか、不便な山の中で老人の役に立っているか、
そんなことは考えません。リターンバックがとれるかとれないかだけです。
リターンバックが取れなくなったらどうなるか?
閉店です。
オーナーが借金してでもリターンバックを入れている間は閉店にはなりません。
資金繰りが苦しいと相談を受けた時、融資の相談に乗るなんてことはありません。
見た目が華やかなので「明るい商売」だと勘違いされることが多いのですが、
店の裏側に回ると、ザ・ブラック企業って感じです。

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