検索キーワードで見えた中間管理職の実情と、「中間管理職が楽しい」と感じられるようになった理由
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
Googleの検索キーワードに「中間管理職」って打ったら・・・
と、出てきました。まぁ、そういうイメージかなと。大変っすよね。中間管理職って。ボクもサラリーマン時代、中間管理職になったときは嫌で嫌で仕方なかったもの。
今まで一緒に仕事をしていた仲間からは「会社側(あっち)の人間」ってみられるし、相談相手がいなくて孤独だし、好きだった技術系以外の仕事が増える(余計な仕事が増える)し、部下に嫌なことを言わなくちゃいけなくなるしで。
でも、サラリーマンを辞めるときには、「管理職って楽しいかも」って思えるようになっていました。なんでかなぁ~。「管理職になりたくない」という理由で転職したぐらいの人だから、人って変われるもんだなとつくづく思いますよ。本当に不思議。
で、「なんで変われたのかなぁ」って考えてみたんです。
いくつかの要素があるかな?と思っています。
「変える権限」を持てたこと
中間管理職って言うと、「役職はつくけど大した権限(決裁権とか、お金のこととか)がない」「上と下のはざまで、上司はとりあってくれないし、部下がわかってくれない」みたいなイメージ、ありますよね。
大した権限は確かにないんですけど、「変える権限」は一般職のときよりもあったかなって思っています。たとえば「朝礼のやり方を変える」とか、「全員の部下と月1回、1対1で話をする」とか、「スケジュール管理の方法を変える」とか。そういう、些細なことなんですけどね。
この些細なことが「おぉ!小さなことでも変えれば変わるじゃん!」みたいな感じを抱けたのかなと思っています。
ちなみに、どんなことをやってきたかの詳しくは、「職場がツライ」を変える会話のチカラにも書いてあるので読んでみてね。
※これを書きながらちょっと思ったんだけど、役職に限らず、本当はどんな人にも、それぞれの立場の「変える権限」は持っているのかもね。「書類の体裁をやりやすく変える」とか。
自分の成長が感じられたこと
で、「小さなことでも変えれば変わるじゃん!」という経験を何度か積んだら、ちょっと楽しくなってきました。
あと、今だからこそ思うのは、この「自分にも変えられる」という経験が、今も時々迫りくる(笑)大きな壁を乗り越える力になっているような気がするんです。
周りの変化を感じられたこと
最も楽しいと感じさせてくれたのは、「周りの変化」だと思っています。同僚が前向きな発言をするようになったり、明るくなったり、自発的になったり、チームが今までよりまとまったと感じられたりね。
そんなところが、中間管理職をやってたときの楽しさだったなぁと思います。
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検索キーワードにあるように、中間管理職はストレスや悩みが多いし、その結果、うつにもなりやすいかもしれませんけど、役割とか、心得みたいな「何をすべきか」も大事かもしれませんけど、仕事って楽しいほうがいいし、「中間管理職も楽しいとこあるぜ」みたいなことを伝えられたらいいなって思うし、「中間管理職も意外と楽しいな」と思える人が一人でも増えたらいいなって思うんです。