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コーチングという「スキル」や「制度」から次のステージに上る時期

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

誠Biz.IDで連載しているボクの不安が「働く力」に変わるときの新しい記事、なぜ上司は退職に追い込まれたのか――コーチングで起きた悲劇が公開になっています。もしよかったら、読んでみてください。

この記事は、「切なさ」がボクに書かせた記事です。いや、「怒り」のほうが近いかもしれません。

コーチングのスキルは人を育てる上であったほうが便利なスキルだと思うし、学ぶことはすばらしいことだと思っています。けれども、あくまでもツールであって、コーチングを導入したからどうにかなるものではなく、結局は、「何のためにそれをするのか?」とか、コーチの「人となり」(成功体験や苦汁を呑んださまざまな経験から生まれる考えやあり方)がすごく現れる分野だと思っています。

けれども、ビジネス界ではコーチングに過度な期待をして、「コーチングをすること」が問題を解決するような錯覚があるように思っています。コーチングを導入する企業も、それを提供する会社も、コーチ自身もそうです。

なぜ、こう言い切れるかというと、ボク自身がコーチングに過度な期待をして、失敗した経験がたくさんあるからです。

だからといって、「コーチングなんて不要だ」とは言いません。繰り返しますが、コーチングのスキルは人を育てる上であったほうが便利なスキルに間違いありません。単に「それは違う!」と打ち負かすのではなく、相手が質問に答えていくことで、相手自身が自分の思い込みに自然に気づくことができるようにする……そのためには「相手に寄り添っていく」という「人となり」がすごく大切なはずです。

これまでは、人材育成の手段としてコーチングという「スキル」や「制度」が広められました。そういう時期も必要でした。しかし、これからは、コーチングという「スキル」や「制度」を超えて、本来の目的にフォーカスするような、次のステージに上る必要がある時期なのかもしれません。

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