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スキルは「問題を解決する道具」だけじゃない

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

「竹内さんはスキルに頼りすぎている」

その昔、ある上司からこんなことを言われたことがあります。

ギスギスした職場、まわらないプロジェクト。職場にたくさんの問題があって、上司はそれを解決しようとしているのはわかるけど、あるのはプレッシャーや精神論のみ。口ではいろいろ言うけど結局何も変わらなくて、毎日ストレスだけが増えていって……。

もう、こんな職場で働くのは本当に嫌だ!口だけじゃ嫌だ!なんとかしたい!

だけど、どうしたらいいのかわからない……。

そんなことがきっかけで、プロジェクトの進め方やコミュニケーションなど、ボクはいろんなスキルを学び、資格を取りました。

新しいスキルを身に着けるのは、楽しい。なぜ、楽しいのかな?

「なるほど!こうすればいいのだな!」……解決策が分かることで、今まで変えることができなかった職場を変えられるかもしれないという期待感、それを身に着けている自分自身の成長感……そんなものが、スキルを身に着ける楽しさなのかもしれません。

で、少し興奮気味に、学んだスキルを職場で試してみるのですが、上司から言われたのが冒頭の「竹内さんはスキルに頼りすぎている」という言葉でした。当時は「こっちは自分でお金を出して勉強して、職場をよりよくしようとしているのに、なんでそんなことを言われなきゃいけないんだよ」な~んて思っていましたが、今ならその意味がとてもよくわかります。

横文字の専門用語を使ってみたり、変な図形が書かれた紙をいきなり配って、「これで今の問題を分析してみましょう!」なんてやってみたり。何の工夫もせずにそのまま職場に持ち込もうとしていたので、周りからしたら「あいつ、また変なの持ち込もうとしているよ」な~んて思われていたと思いますし、一人いきがっていたところもあったので、相当胡散臭く思われていたと思います(あはは)。

いろんな失敗もしました。それでも、ボクはスキルを学んでよかったと思っています。それらがあったからこそ、進まないプロジェクトの問題、ギスギスした職場の問題が解決した……なんて、偉そうなことを言うつもりは毛頭ありませんが、それでも、いくつかの問題は解決できました。

それに加えて、新しいスキルを学び、実際に動いてみることで「どんな大きな問題も解決できるんだ!」という自信と、「なんとかなるさ」という人生哲学みたいなものをあのとき学べたような気がします。今までのボクがそうだったように、口だけじゃなくて、精神論だけじゃなくて、誰かのせいにするんじゃなくて。

「竹内さんのおかげで……」と同僚から言われたときは、本当にうれしかったですもん。

スキルを学ぶプロセス、実践するプロセスって、直接的な「問題を解決する道具」でもあるんですけど、自分に対する自信とか、仕事に対するあり方みたいなものも学ぶ道具みたいな気がするんです。スキルを身に着けるプロセスがもっと多面的であればいいなって思うし、そんなプログラムを作っていきたいなと思うんです。

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