おかげさまで新刊「イラッとしたときのあたまとこころの整理術」が発売になりました。ありがとうございます。
こんにちは、竹内義晴です。
ゴールデンウィークが終わりましたね。みなさん、楽しい休日を過ごされましたか?
お仕事の方もいらっしゃったかと思います。みなさんのおかげで、私たちは楽しい休日を過ごすことができました。ありがとうございました。
さて・・・
新刊「イラッとしたときのあたまとこころの整理術―仕事に負けない自分の作り方」が発売になりました。
インターネット書店ではすでにお買い求めいただけます(画像はAmazonさんへのリンクです)。その他ネット書店さんでのお買い求めはこちらをクリックして検索してみてください。
書店さんでは、連休を挟んだので順次お買い求めいただけるそうです。
今回の本を書くに当たり、当初出版社さんから示されたテーマは『仕事に負けない「こころ」の作り方』でした。
このテーマをいただいた当初、私が何となく連想したのは、「仕事に負けてはいけない」「もっとこころを強くしよう」というイメージでした。
次に連想したのが、「プラス思考」や「ポジティブシンキング」のような、「前向きに考える系」の内容でした。
プラス思考やポジティブシンキングが大事なのはよく分かる。けれども、それがなかなかできないのですよね。そして、無理に、「プラス思考しなきゃ」「ポジティブに考えなきゃ」って感じになるのですが、目の前にそうではない現実があると、なかなかそれができません。
なぜ、そう思うかと言うと、私自身がそうだったからです。
実は、目の前のさまざまな出来事に対して肯定的な解釈ができる人は、無理に「プラス思考しなきゃ」「ポジティブに考えなきゃ」「ピンチはチャンスだ」とはあまり考えません。もちろん、目の前に起こるさまざまな出来事に対して、一時は「あ~あ、嫌だなぁ」などと思うものの、「これって、違う角度から見るとどんな意味になるだろう?」「これって、こういう(前向きな)見方もできるよね」と、”自然に”考えます。
この、”自然に”がポイントなのですが、多くの本では、ここを語られることがあまりありません。「私は○○というネガティブな出来事のときに、こんな風に(ポジティブに)考えていました。だから、あなたもそう考えなさい」という感じです。
つまり、「どうやって?」の部分が分からないのです。
哲学書や思想書ならそれでもいいのかもしれませんが、私たちにとって大切なのは、「なぜ、物事を肯定的に捉えられたのか」「何が、その人に肯定的に思わせたのか」という部分だと思っています。
そこで私は、「物事をネガティブに捉えてしまうのはなぜか?」「私たちの感情や思考がどのように生まれるのか?」という本質的な部分から、思考を”自然に”変えていく「どうやって?」のプロセスを明らかにしたいと考えました。
やり方が難しいと実践できないので、できるだけシンプルに。そして、お読みになった方が少しでも「よし!やってみよう」と思えていただけたらいいなと思いました。
この本をお読みいただくことで、感情や思考がどのように生まれるのかが分かるようになるので、ご自身の感情や思考のコントロールや、ご自身との対話(セルフコミュニケーション)が上手になります。
また、ご自身の感情や思考の動きが分かってくると、他の人への関わり方も分かるようになります。その結果、職場などでの対人コミュニケーションも理解できるようになるでしょう。
- 「読めば読むほど知識になりそう」
- 「ロジカルな表現で伝わりやすく書かれている」
すでにお読みいただいた方からは、こんなコメントをいただいています。
今回、自分の考えを改めてまとめてみたら、「感情」という扱いにくいものが、とってもシンプルな法則で動いていることが、私自身の中でも改めてはっきりしたとともに、「感情」とは対極の、かなりロジカルな内容になったなと思っています。
「イラッ」をはじめとして、仕事の中で起こるさまざまな感情や思考。そんなときに、あたまとこころを整理しながら、ご自身を上手くマネジメントし、いい方向に導けたらいいなと思っていらっしゃいましたら、立ち読みでもいいので読んでみてくださいね。
今回のご縁をいただきました、ベストブックの編集者Kさん、本当にありがとうございました!
今後もブログや講座などを通じて、今回まとめたセルフ&対人コミュニケーションの方法論をお伝えしていけたらいいなと思っています。