しごとを楽しくする、未来への物語(ストーリー)
こんにちは、竹内義晴です。
今朝、窓から入る風が肌に触れました。
ひんやりした高原の風が、とても心地よく感じました。
日中は残暑が厳しいですが、朝晩は涼しくなりましたね。
昨日、
まず、大人から?子供たちが「早く大人になって働きたいな!」と思えるために必要なこと
という記事を書きました。
ブログを書いて、ボクたちの法人「しごとのみらい」のやっていること
これからやっていくことを振り返ってみたくなりました。
何回かに分けて書いてみたいと思いますので、しばらくお付き合いください。
ボクたちが描いている未来は「仕事を楽しくすること」です。
今日は、理論的にどうのというよりも
以前、ボクたちがやりたいことを思い描いた未来への物語があるので
それをそのまま引用します。
ボクたちの事業は、この物語に沿っていますので
このストーリーで描いたことを具現化するためにしごとのみらいはある……
そう思っていただければ。
では、しごとのみらい「未来へのストーリー」です。
■Episode1 時代の変わり目の中で
閉塞感が漂う、時代の変わり目の中で、 わたしたちの多くは成果だけを求められ、毎日のプレッシャーに耐えていました。先の見えない将来に
「このまま、この会社で働いていて大丈夫なのかな?」
「仕事がマンネリで、やる気が出ないんだよね」
そして、「はぁ~」という深いため息とともに、
「ねばならないもの」「生活のため」である仕事に、
わたしたちの誰もが、「新たな 何か」を探し求めていました。
「毎日のことだから、もっと楽しく仕事がしたい」
「もっと楽しくはたらくには、どうすればいいのだろう?」
それを考え、新たな行動を始めたのは、
わたしたち一人ひとりでした。
「もっと楽しく働きたい!」という思いが、
新たな行動へとかきたてていったのです。
■Episode2 もう、我慢 できない!
「もっと楽しく働きたい!」わたしたちの思いは、「1つの職場」を超えて、
他の職場の人々にも届き始めました。
それは、会社や職場に依存した気持ちではなく、
今まで、気づくことのなかった、
わたしたちの内側から溢れ出す情熱や、
しごとを通じて人々が関わり、助け合うような強い思いでした。
「わたしたち一人ひとりにも、もっとできることがあるはず!」
その気持ちが、少しずつ広がっていったのです。
■Episode3 楽しく働く前に
「もっと楽しく働きたい!」という思いとともに、
「その前に、もっと癒されたい」
という声が聞こえ始めました。
これまでの、毎日の戦いの中で、こころが疲れていたわたしたちは、
わたしたち自身の癒しが必要だったのです。
職場を離れたところで、
「しごとがツラくて……」
毎日の、しごとで感じている悩み、ツラさをつぶやきました。
すると、今まで一人で抱え込んでいたものが、
悩みを話すことで、少しずつ解き放し、
次第に自分から悩みを離すことができていったのです。
■Episode4 やれば、できる
気持ちが癒されたわたしたちは、次第に、
「もっと楽しく働きたい!」という思いを強くしていきました。
その思いは、会社や職場 に縛られることのない、
自由な思いとして広がり始めました。
職場を越えて、集まり出したわたしたちは、
「しごとを通じて、役に立つとはどういうことなのか?」
を考えはじめました。
そこで、新たなアイデアを次々と生み出しました。
ここは、職場を離れて、自分たちの責任の中で行動できる場。
わたしたちは、そのアイデアを。
「売り上げが上がらずに困っているんだよ」と悩む経営者や、
「どうやって自発的な部下を育てたらい いのか分からない」
「落ち込んだ部下の扱い方がわからない」と悩んでいるリーダー達に、
新しいアイデアを惜しみなく提供しました。
そして、その行動が少しずつ成果としてあらわれはじめ、
「ぼくたちだって、やればできるじゃないか!」
さまざまな体験を通じて、次第に自信をつけていったのです。
■Episode5 自信と経験を活かす
「自分もやればできる」と自信をつけた人の中には、
学んだスキルや新しいアイデアを、
「職場でも生かそう!」と考え始めました。
リーダーシップ、チームビルディング、マネジメント、
マーケティング、PR、プレゼンテーション、ファシリテーション、
コーチン グ、カウンセリング……
「職場を楽しくするためには?」
「会社をよりよくするためには?」
「お客様に役立つためには?」
「社会に貢献するためには?」
それは、今までの「職場の常識」を打ち破る画期的なアイデアでした。
職場を越えた学びの場を通じて、スキルを身につけた人々が、
それぞれの職場を変え始めたのです。
■Episode6 しごとの楽しさ
実際のしごとの中には、厳しいことも、失敗することもたくさんあります。
けれども、しごとの中に達成感を味わえることを知り、
「最近、ちょっと新しいこと、はじめたんだ」
「仕事が、すこしずつ面白くなってきたよ」
「仕事をしていると、成長している感じが味 わえるのよね」
「職場がイキイキしていて、仲間と過ごす時間が楽しい」
「お客さんから、『ありがとう』って言われてうれしい」
ちょっと照れくさそうは表情を見せながら、
自分の仕事を笑顔で話す人たちが増えてきました。
「自分の力で、少しずついい方向へ変えることができる」
「わたしたちにも、やればできる」
そして、
「しごとって、こんなに楽しいものだったんだ!」
その気づきは、無意識の情報として、
次世代を担う子供たちにもつながり始めました。
「ボクも、早くお父さんやお母さんのように働きたいな~」
そんな言葉が、子供たちから聞こえてきたのです。
このストーリーは、こちらから、いつでもご覧頂くことができます。
これが、ボクたちが思い描く、仕事の未来像です。
1年前に作ったこの物語。今読んでも、ここにブレはないなと思います。
今すぐは、無理なのかもしれません。
けれども、少なくとも10年後までには、楽しく働く人たちが増えればいいなと。
ボクたちは、そう考えています。
明日は、図を用いて、今、労働者が置かれている状況と
仕事を楽しくしていくために必要な2つのポイントを、少し理論的にお話します。