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自発的ではないスタッフを育てるために最適な方法

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こんにちは、竹内義晴です。

『「人を育てる」っていう関係は、「育てる側」と「育てられる側」がいて初めて成立すること。
どちらかに上とか下とかいう関係を作るのは好きじゃない。』

以前、こう言われたことがあります。
そんなことを考えたことが無かった私は、あっけにとられました。
確かにその通りなのかもしれません。

「育てる」立場の人といえば、
職場のリーダーもそうでしょうし、学校の先生もそうでしょう。親だってそうですよね。

上下関係を意識して、子供を育てる親があまりいないように
「育てる」には「上下関係」以外にも、さまざまな見方があると思っています。

たとえば、子育てだったら「この子に幸せになって欲しい」
と思うからこそ、子供を育てるわけですし
職場のリーダーだったら、周りのスタッフを育てることで

・もっと、いい関係を作りたい
・もっと、成果をあげたい
・もっと、楽しく仕事をしたい

そして

・もっと、いろんなことに気づいて欲しい
・もっと、一人前になって欲しい
・もっと、ハッピーになって欲しい

そう思うからこそ、「人を育てる」んだと思います。
だから、「人を育てる」のはとても大切なことだと、私は思っています。

でも、育てることって、簡単じゃないんですよね。

・思うように育ってくれない
・なかなか自発的、積極的にならない
・期待したパフォーマンスを発揮してくれない

だからこそ、多くのリーダーが悩むのでしょう。

明日は「ジェネレーションブリッジプロジェクト」の講演会です。

「ジェネレーションブリッジ」とは

・親と子
・上司と部下
・先輩と後輩
・一代目と二代目

「育てる」という観点で、世代と世代の間をつないでいくこと。

昨日、講演会のプレゼン資料を作りました。
明日、私がお話するテーマは「自発的なスタッフを育てる」です。

「自発的なスタッフはどうすれば育つのだろう……」

私がリーダーになりたてのころ、本当に悩んだテーマです。
よく分からないので、直接的に

「もっと積極的になりなさい」
「もっと自発的になりなさい」

としか伝えることしかできませんでした。

でも、もし今、当時の私にアドバイスすることができたらこう教えてあげたいです。

「知ってる?その、『自発的になりなさい』というのは、
 実は、『自発的ではない人を育てるために最適な方法』なんだよ」

と。

「自発的」を辞書で調べてみたら『物事を自分から進んで行うさま』と書かれていました。

物事を自分から進んで行うためには、まず最初に

「あれ?これって、何か変だな」
「これをもっと良くするためには、どうすればいいのだろう?」

というような「気づき」が、まず最初に必要なのではないかと思っています。
この「気づき」が起きていないのに、いくら「自発的になりなさい」と言っても無理なんですよね。

たとえば、道にごみが落ちているとします。
ごみが落ちていると気づけは、ごみを拾うという自発的な行動に出ることができますが
ごみが落ちているのに、それに気がつかなければ、行動自体が起きないからです。

このように、自発的な行動の前には、「気づく」ということが大切なんですよね。

どうすれば、気づけるようになるのか
どうすれば、一歩踏み出せるのか

そのようなお話をしようと思っています。

受付を担当してくださっている吉田さんによれば、まだ、間に合うそうです。
もし、自発的なスタッフの育成にお困りでしたらお申し込みいただければと思います。
お申し込みは、こちらからどうぞ。

あなたとお会いできますことを楽しみにしています。

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