「みょうかつ?」―妙高大好き!地域活性化プロジェクト
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
昨日は地元、妙高高原で、
『妙高大好き!地域活性化プロジェクト』のプレ会合を開きました。
今回お集まりいただいたのは
先日、妙高で行ったIT講演会にお越しいただいたときにお話した思いに
共感いただいた6名のみなさま。
議事は
- 大好き妙高!地域活性化プロジェクト(仮)とは
- プロジェクトの名称について
- どんな仲間と、どんな活動していくか
- 次世代の地域活性化のために、今、できること
- 今後の活動とスケジュール(定例会など)
- 入会について
について、みんなで話し合いました。
■大好き妙高!地域活性化プロジェクト(仮)とは
まず、プロジェクトの目的について話し合いました。
このプロジェクトの目的は……
妙高・上越の事業者、住民、そして、おいでになるお客さまがどのようにしたらハッピーになるのか?そのために何ができるのか?……事業発展を目指す事業者や、地元をもっとよくしたいと思っている住民のみなさんが集い、抱える問題や悩みをお互いが共有し、解決策をみんなで考え、必要なことば勉強し、自分たちでできることはすぐに実践する、そして、事業を発展させ、利益を生み出し、ワクワク楽しみながら妙高・上越を盛り上げること
これを、『大好き妙高!地域活性化プロジェクト』の目的としました。
■プロジェクトの名称について
続いて、名称です。
『大好き妙高!地域活性化プロジェクト』だと、ちょっと長いので
もう少し短く呼び合える愛称があるといいな~と思っていたのですが
参加者のNさんによれば
「『妙高』と『地域活性化』という言葉に魅かれて、このプロジェクトに参加しようと思った」とのこと。
そこで、参加者のGさんから出されたのが意見が「妙活(みょうかつ)」でした。
「結活」「就活」みたいな響きでいい感じなので「妙活」に決定。
「妙高」と「地域活性化」が入っていますしね。
■どんな仲間と、どんな活動していくか
今は、事業主や、将来独立したいと思われている方が中心です。
みなさん、自分の事業をもっとよくしたいと思われています。
今後は、口コミ的な形で、
妙高の事業者の方にお集まる場になればいいな~と思っています。
将来的には、地域住民の前向きな声も欲しいので
住民に広げて行きたいな~と思っています。
活動的には、
勉強会の場にしたり(ITを使った情報発信、PR、企画などなど)
困っている事業者をみんなのアイデアでよりよくしようというダイアログの場だったり
近い将来は、住民を加えた意見交換会だったり
毎月1回の定例会を設けて、動いていくことにしました。
意見の中に
「特定の営利企業のために、活動をするのはどうか」
というのがありました。
私の意見では、地域活性化というのは
「地元の人がファンになる」「つい応援したくなる」
という感覚がぴったりきます。
たとえば、地方に住んでいると、居酒屋が数件しかなかったり
ラーメンを食べるところも限られていたり、カフェはなかったり(笑)
いろんなお店が数少ないので、行くところが限られてしまうのですよね。
だから、地元のお店にもっとよくなってもらって
もっとおいしいものが食べたいし、応援したい。
旅館やホテルにしてもそう。本当は地元の人だって
「妙高にある○○のホテル、すごくいいよ」って友達に自慢したい。
でも、それがなかなかできないのが今の現状です。
限られたリソースの中で、地元がよくなって欲しい。
応援したい、自慢したいという気持ちが、どこかしらにあるし
そういう気持ちの人が、周りにも結構います。
でも、今まではそれを伝えたり、活かしたりする場がありませんでした。
その応援の気持ちを、
事業者が詐取するだけではなく
事業が儲かればいいというだけではなく
事業者が協力してくれた人のために、
温泉に入れさせてくれるとか、ラーメンを一杯ご馳走してくれるとか
ケーキをご馳走してくれて、みんなで井戸端会議できるとか
応援してくれた人の気持ちに応えればくれれば(与え、受け取るバランスがよければ)
営利企業をみんなで応援したっていいんじゃないかな~と思っています。
でないと、地域は活発になりませんからね。
そんなことをお伝えして、同意を得ることができました。
■次世代の地域活性化のために、今、できること
地元には、今も既存の組織があります。
たとえば、行政、観光協会、同業者の集いのようなものです。
『妙活』は既存の組織の枠組みを超えて、
自分達ができることから動いていく集まりにしたいというのがみなさんの意見でした。
一人だと、動きが限られてしまうことがよくありますが
集えば、それだけ、動きは広がりますよね。
チラシ1枚作るのにも、多くの意見は品質を上げますし
誰かが実践したフィードバックは、他の方が生かすこともできます。
また、一人だと難しい補助金や助成金の活用もできるかもしれません。
将来、結果的に既存の組織と行動を共にすることもあるかもしれませんが
まずは、自分達ができることから動いていこうということになりました。
また、とても大切な視点は、「ねばならない」から考えるのではなく
「どうなったら、ハッピーになっているか」から考えるということ。
ワイワイやりながら、個々人の活動が広がっていけばいいな~と思います。
■今後の活動とスケジュール(定例会など)
今後は、月1回、定期的に行っていきます。
次回は、8/23(火) 18:00~
テーマは、「情報発信に妙高のよさをどう生かすか」
なぜ、このテーマになったかと言いますと・・・
たとえば、今ある多くの旅館などのホームページは、
自分の施設のことが中心で、他の観光情報があまりありません。
で、検索する宿泊者の立場からすると、宿にはたどり着いても
その後、どこを周ったら楽しく遊べるのかが
分からないような感じのホームページが結構多いのが実情です。
地元に住んでいると、灯台下暗しで、意外と地元のよさを知らないもの。
そこで、ホテルなどを経営されているみなさんが妙高のよさを
もっと情報発信できるように、
地元のよさを共有しまとめようという話になりました。
会場は、参加されている方が
管理されているホテルを使わせてくださるとのこと。
ありがたいですね~。
■入会について
しごとのみらいは、NPO法人なので
「みんなで出し合って、身近な問題を解決しよう」というスタンスです。
一方的に詐取するのではなく、また、ボランティアのような一方的に与えるのでもなく
「出した分だけ、みんなが得られる」という形が理想だろうと考えています。
なので、NPO法人の会員になっていただきました。
中には、しごとのみらいが行っている妙活以外の活動にも興味があると
おっしゃってくださる方もいて、「どうぞどうそ」とお伝えしました。
みんなで動いたほうが、楽しいですもんね。
ということで、『妙活』のプレ会合は無事終了。
次回から、どんな動きになっていくのか分かりませんが
少しずつ、少しずつ動いて、形になっていけばいいな~と思います。
おもしろくなりそうです。