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クライアントの立場で思う、コーチングの不安と対処

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私も一人のビジネスマンですが、
仕事が思うように進むこともあれば、
仕事が思うように進まず、悩むこともあります。

あなたも、仕事で悩むことがあると思うのですが、
このようなとき、

「誰かにサポートして欲しいな~」

と思いますよね。

実は最近、
私も仕事の中で手詰まり感を抱いていた案件があったので、

「もう少し進ちょく感が欲しい」
「動きを加速させたい」

と考えていました。
そこで、新しいコーチをお願いすることにしたんです。

普段は、「コーチの立場」でいることが多いですが、
新たなコーチとの時間を過ごしてみて
クライアント(コーチングを受ける側)が、
コーチングを受ける前に抱く不安を感じました。

また、改めて、
コーチングを受けたときのメリットも感じました。

今日は、クライアントの立場で感じた
コーチングの不安や、
コーチの選び方のポイントを共有したいと思います。


コーチングを受ける際の不安

きっとあなたも、どこかで
「コーチング」という言葉を知ったのではないかなと思います。

ひょっとしたら、このブログがきっかけという方も、
いらっしゃるかもしれません。

「コーチングって、なんだろう?」
「どんなメリットがあるのかな?」

などなど、きっといろいろと考えると思うんですね。
いざ、「頼んでみようかな~」と思ったときはなおさらです。

「誰に頼んだらいいのかな~」
「電話で話すの?電話だけで大丈夫なの?」
「費用対効果にはどうなんだろう?」

さまざまな不安を抱かれるんじゃないかと思います。

今回、新しいコーチをお願いするとき、
私もあなたと同じ不安を抱きました。

コーチングとは、
今、起きている課題を早く解決したり、
将来、描いている目標をできるだけ遠回りせずに達成する手段の1つです。
仕事や、プライベート、もしくは、キモチの上で、
うまく行っていないことを、うまく行くようにする共同作業です。

いずれにしても、「今、ココ」の瞬間では、
課題は達成されていないし、目標も実現していません。
それが本当にできるか不安ですし、
上手く行かないんじゃないかとも思います。

たとえ、何かを始めても、
「思ったように進ちょくしない」ということも当然あります。

そのような、悩みや上手くいっていないことを話すためには、
信頼があり、安心できる人でなければ話せません。

自分の悩みを分かってくれる人であるからこそ話せるのであって、
上から目線で「なんでそんなこともできないの?」では話そうとも思いません。
(↑それができないから困っているんです)


コーチを選ぶ際のアドバイス

私も、今回コーチを選ぶ際悩みました。
ここで、私が重視した点を挙げたいと思います。

コーチを選ぶ際のワンポイントアドバイスです。


1:信頼できる人を選ぶ

先ほどお話したように、信頼できる人じゃないと、
なかなか本音は話しづらいもの。

そういう意味では、あなたの信頼感
(「この人なら任せられるな」「この人なら話せるな」という感覚)
がとても大切な要素だと思います。

私は、以前お会いしたことがあるコーチにお願いしました。
実際にお話したことがあったので、
どのような方が大体分かっていたんです。

「あの人だったら信頼も置けるし、経験も豊富だな」

と思いました。

もし、あなたの周りにコーチがいなければ、
事前にリサーチすることをお勧めします。

リサーチする方法はとっても簡単です。
コーチのメールマガジンを読むのもいいですし、
ブログやツイッターを読むのもいいですね。

「普段、どんなことをし、どんなことを考えているのか?」
「信頼できそうか、何でも話せそうか?」
あなたに合う、合わないをチェックしてみてください。

今回、私はコーチと面識があったので、
いきなりコーチングを始めましたが、
可能ならば、相性が合うかどうかを確認するために、
契約前にコーチングを体験されるのもいい方法です。


2:上手く行かせるプロセスを知っている人を選ぶ

コーチングは一般的に、
「アドバイスをしない(してはならない?)」と言われています。

私の個人的な意見では、
物事をうまく行かせるためには、
コーチ自身の経験やアドバイスも重要なのではないかと考えています。

なぜなら、私自身、

「それを解決するなら、○○という情報があるよ」
「私の経験では、○○のときは△△だったよ」

というような一言のアドバイスで、
大きな岩がゴロンと動いたことがあったからです。

コーチが本来こだわるべきなのは、

「クライアントの成果」であって、
「アドバイスしないこと」ではないはず。
「アドバイスはコーチではなく、コンサルタントの仕事だ」でもないはず。

そういう意味では、

メンタル的な悩みを解決したいのなら、そういう経験がある人。
ビジネスコーチングなら、ビジネスで成果を出すプロセスを知っている人。
チームをまとめるコーチングなら、チームをまとめた経験がある人。

あなたが成し遂げようと思っていることに関する
知識や経験を持っているコーチのほうがいいと思います。


3:資格よりも、経験を重視する

2の「上手く行かせるプロセスを知っている人を選ぶ」にも通じますか、
コーチという仕事は、何か特別な資格が必要なわけではありません。
コーチングに関する任意団体の資格はたくさんありますが、
資格を取れば問題を解決できるというわけではありません。

そういう意味では、
資格よりも経験を重視するほうがいいのではないかと思います。

それはまるで、車の運転免許のようなものです。

車の運転免許は3ヶ月も教習所で練習すれば取れます。
教習所では交通ルールをはじめ、実技などを網羅的に勉強します。
もちろん、それはとても大切なことです。

けれども、いくら運転免許を持っているからといって、
助手席に乗ったとき、
安心して目的地へ運んでくれるかどうかは定かではありません。

何度も運転しているほうが、道にも迷わないので安心です。
高速道路を使うなら、サービスエリアのおいしいご飯を知っているほうが
ごきげんな旅になりそうです。

資格よりも、経験を重視してはどうでしょうか。
そのためのも、コーチが発している情報をリサーチしてみてください。

次回は、新しいコーチと時間を過ごした感想や、
クライアントの立場から見た、
コーチングのメリットについてお話したいと思います。


追伸

私のコーチングについては、こちらからお問い合わせ下さい
詳しい資料をお送りいたします。

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