NPO法人しごとのみらい(仮)―設立趣旨書(案)
このブログでは、新しく作りたいNPOのお話をしています。NPOの目的は
- 10年後、仕事を「ツライもの」から「楽しいもの」に変えたい
- 子どもたちが「お父さん・お母さんのように早く働きたい!」と思える社会にしたい
です。
今は、あまり格好つけずに、素直な気持ちを言葉にしておいたほうがいいんじゃないかな~と思っています。
あっ、そうそう。昨日、オルタナティブ・ブログ事務局のばんちょ~にお願いして、ブログのサブタイトルも変えていただきました。「NPO」というカテゴリも増やしていただきましたので、ご興味のある方は、NPOカテゴリをご覧くださいね!
さて、これまで、NPO設立に関する法的な資料を作ってきました。昨日、これまで作った資料を元に、志をともにする仲間の「心を動かすカウンセラー なぎちゃん」と、設立趣旨書のチェックと、事業計画、役員の選出、会員体系について、新潟県妙高市にある妙高高原メッセにて打ち合わせを行いました。
最初、法人名から決めようと思ったのですが、事業内容や、対象となる会員が決まれば、法人名も自然と決まってくるのでは?という結論に至り、
「設立する目的」→「事業内容」→「役員の選出」→「会員」
という流れで打ち合わせました。
■設立する目的―設立趣旨書
設立趣旨書のたたき台は、こんな感じで書いてみました。
設立趣旨書(案)
1 趣旨
社会の閉塞感が漂い、失業者が増える中、多くの労働者は過大な成果を求められ、日々のプレッシャーに耐えています。その影響からか、自殺者は12年連続で3万人を超え、うつ病など、精神的疾病を抱えている、もしくはその可能性がある方が8人に1人とも言われ、社会問題となっています。
本来、仕事には厳しい側面もある一方で、技術やスキルを身につける喜びや、人間的な成長を味わえる「楽しいもの」でもあるはずです。けれども、現実には「生活のためのお金を稼ぐこと」が主な目的となってしまい、「ねばならないもの」「辛く苦しいもの」になっています。「働くことの楽しみ」を見出せない今、このままでは社会全体がますます衰退してしまうのではないかと危惧しています。
このような社会の現状を踏まえ、労働者にとって、「10年後の仕事が『ツライもの』から『楽しいもの』にしたい」と考えています。
これまでも、現場で働く人々やリーダー層に対し、メンタルヘルスの重要性や、楽しく働くための情報発信をしてきましたが、情報によって「分かる」ことに加え、「できる」ようになることを目指しています。そのために、悩みの解決のためのカウンセリングや、技術やスキルを身につけ、アイデアを分かち合うワークショップ、企業への啓蒙活動、若年層へ「働く楽しさ」を伝える活動を行っていく所存です。
「働くことに喜びを感じる人が増えて欲しい」――「働く」という、すべての方が生涯関わる社会的な意義を踏まえ、特定非営利活動法人の設立を決意しました。
ここでのポイントは、「10年後の仕事が『ツライもの』から『楽しいもの』にしたい」の部分です。打ち合わせでは、ここがブレていないことを確認できたので、細かい文言の調整はあるにせよ、大体OKって感じでおさまりました。後日、会員を募り、設立総会を開いたときに、最終的に言葉も決まると思います。
あと、言葉的には、「問題点を埋める」というよりも、「もっと楽しくなる」が中心になるようにしています。
どうでしょう?言いたいことが伝わっています?みなさんの第一印象がとても大事だと思うので、もしよろしければ、ご意見をお聞かせくださいね。コメントでもTwitterでもかまいません。Twitterは@takewaveです。
この後、事業計画について話を進めました。この事業計画については、また次の機会に。