「職場がツライ」を「ワクワク」に変える相談会 「ワクワクワークショップ」を開催しました
昨日、新潟県上越市にある上越市民プラザにて「職場がツライ」を「ワクワク」に変える「ワクワクワークショップ」を開催しました。今日はワークショップのお話を。
(昨日の予定では、NPO設立に伴い、「なぜ、会社ではなく、NPOなのか」というお話をする予定でしたが、それについては、また後日。)
このワークショップは、職場に起きている問題について、その見方を変え「学びのチャンス」であることに気づき、小さな行動をつなげるきっかけを作ることが目的です。
ワークショップは、最初に「問題や悩みの見方」についてお話をさせていただいた後、それぞれの方が職場で抱えている問題や悩みをワークシートに記入していただき、ワークシートを元に、30分ほどのセッションを行った後、解決策を考えるという流れです。
「問題や悩みの見方」というのは、目の前にあるネガティブな問題や悩みを、どのように思考を変え、それが「肯定的な意味ある出来事」と認識していくのか……そのプロセスについてのお話です。一般的な「プラス思考」はネガティブなものごとを「目を向けない」「否定する」「無視する」などの考えになりがちですが、根拠がない「ピンチはチャンス」「わたしなら乗り越えられる」といようなプラス思考はなかなかできません。そこで、その解決方法についてお話しました。
その後、解決に向かうためのワークシートを使い、問題や悩みを具体的にしていきます。
希望される方には、対面で相談を受けました。このセッションが面白く、ご本人が問題と思っていたことが、問題の根っこは、実は違うところにあることに気づいたり、根っこを解決すればいろんな問題が繋がるように解決することが分かったり。
また、それを見ている参加者の方の気づきも面白く、業種や業態が全くことなる方の話を聞きながら「それは自分にも当てはまることだ」と気づかれ、解決策が分かったりもしました。
私の意見では、大きな目標を立てることも大切ですが、環境を変えていくためには、ちょっとがんばればできるぐらいの小さな解決策を見つけ、それを「実際にやってみること」が大切だと思っています。ちょっとがんばればできることだから、行動に移せる。そして、もし、望むような反応や結果が得られないのなら、また他のことをやってみる。小さな成功体験を作ることで、少しずつ変化がおき、ワクワクしてくる体験をしてきました。
参加者の方も、それぞれ何かしらの解決策が見つかったようです。あとは、実践ですね。
以下、参加された方の声です。
何かつらいときがあったとき、つらいという否定的な感情で一杯になります。今日、ワークショップで肯定的な意味を探し出すことにより、今までよりも気持ちが楽になることがイメージできました。現在の状況を解決するためにできる行動をぜひ実行したいです。
I.Sさま
「ハードルが低い、自分ができそうな些細なこと!」これがすごく共感できました。何をすればイイのかわからなかった自分に気づき、今日からでもできそうなことが書けました。ありがとうございました。
匿名希望さま
次回は、6/22 19:00~。新潟県上越市 上越市民プラザにて。詳しくはこちらをどうぞ。