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永井孝尚さんの『朝カフェ次世代研究会』に、USTREAM & Twitterで新潟から参加して

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昨日、永井さんの『朝カフェ次世代研究会』が開催されました。

昨日の模様は、永井さんのブログにも記事がアップされていますので、新しいカルチャー誕生の予感? 第一回『朝カフェ次世代研究会』(4/14)、開催報告(写真&資料付) #asacafestudy をご覧下さい。

講演会の様子を大木さんがUSTREAMで動画配信してくださったので、私は、越後の国からUSTREAM & Twitterで参加させていただきました。

参加してみて、一言。「ちょ~楽しかった」です。

東京で開催されている勉強会を新潟からリアルタイムに観て、聴くことができる。さらに、Twitterで議論に参加することができるなんて、すごい時代になったものだと改めて感じました。しかも、個人レベルで・・・。

これまでも、USTREAMでの動画配信を観たことがないわけではありません。ですが、「観るだけ」「聴くだけ」でした。直接面識がない方のUSTREAM配信の中にTwitterで議論に参加するのはなかなか敷居が高く感じますし、それ自体は、今も変わらないのかもしれません。Twitterでの参加は、知っている永井さんの講演だったからこそ、参加できたのではないかと思います。

で、USTREAM & Twitterで参加した感想です。

永井さんの講演が始まり、それと同時に、参加されていた数名の方の #asacafestudy タグを使ったTwitterでの実況が始まりました。始まってすぐのころは、「同じ内容なら、誰か一人実況すれば済むんじゃないか?なぜ、複数人で同じ内容を実況するのだろう?」と思っていました。

ですが、時間が経過するにつれ、その思いは一変します。それぞれの方が実況する内容が、それぞれの方のフィルターを通して微妙に違ってくるのです。さらに、ツィートの中には考察も含まれ始めます。複数の方の考察がタイムラインの中に広がります。それを見て、わたしの思考が刺激され「そうか!」「なるほど!」という気づきが一瞬のうちに溢れ出します。それはまるで「気づきのパラダイス」です。その気づきを言語化し、ツィートし、タイムラインの流れに加わることで、自分の思考として整理され、収束します。これが非常におもしろい。

通常の対面の講演会では、それぞれの方が頭の中で考えていることを、リアルタイムに言葉に出して議論することはまずありません。私語は講演の邪魔に なりますからね。でも、Twitterを通じてリアルタイムでそれぞれの思考を垣間見るのは気づきが多かったです。講演を聴きながら、同じタグでツィートしあうのは、学びが深くなるのではないかと感じました。

もちろん、講演会にその場で参加しているのでしたら、マナーは気にする必要はあるかもしれません。講演者の立場になると、受講者の端末に向かっている姿は「聴いていないんじゃない か」という気持ちも抱かせるかもしれませんし、むやみにツィートすることは、機密性の観点も考慮に入れる必要はあるのかもしれません。ですが、主催者側が許すのであれば、新しい学び方のような気がします。

今回の講演会は、遠方に居てもその場に居たようなリアル感を感じました。講演の内容自体も、出版に関する興味深い内容でした。詳しくは、前出の永井さんのブログをご覧下さい。

講演会以外にも、USTREMA & Twitterの組み合わせでの参加は、別の意味でも楽しい経験となりました。次回は、これをお読みのあなたも参加してみてはいかがでしょうか?

永井さん、企画してくださってありがとうございました。その他、関われたすべてのみなさんに感謝いたします。

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