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「おばあちゃんの知恵袋」的情報の継承

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師走ということもあり、昨日は子供が破ったままだった障子を張り替えました。

もし、みなさんが障子をはろうと思ったとき、「のり」は何を使いますか?ホームセンターに行けば、専用の「のり」も売っていますよね?

「障子をはる「のり」って、確か身近なものだったよな」

そんな記憶があったので母親に聞いてみると「小麦粉を煮る」とのこと。38歳にして、初めて知ったのでした(苦笑)。

こういった「おばあちゃんの知恵袋」的な知識(もちろん「おじいちゃんの知恵袋」も含まれます)って単純に「すごい!」と思ってしまいます。このぐらいの情報ならネットを探せば出てきますが、生活の中のおばあちゃんの知恵って、あまりネット上にはないんじゃないかな。ですよね?おばあちゃんでネットをする方も少ないでしょうし。

そうなんです。ネット上には溢れんばかりの情報があるのに、話を聞いて「すごい!」と思えるような先人が継承してきた知恵って全然継承していないんですよね。

例えば、私の場合は田舎暮らしなので、

「きのこの採り方」
「田んぼで米を作る方法」

などなど。他にもたくさんあります。わからないことだらけです。

今、知らなくても、多分知識としてなら今後も活字で得られるのでしょう。けれども、体験というか、言語化できないものというか、そういう情報を私たちの代で途切れさせていいものなのか?と最近思うのです。

そこで、「おばあちゃんの知恵袋」的情報を継承したいと思っています。でも、「教えて欲しい」と言わないと教えてくれないんですよね。うちの父親なんて、「そんなもの、教えるもんじゃない。やって覚えるもんだ」って感じですもん。たぶん、当たり前のことを当たり前にやっているだけで特別なことだとは思っていないのでしょうし、言葉にできないこともたくさんあるんだと思います。

で、少しずつですが教わるようにしています。先日は、野沢菜の漬け方を教わりました。見ただけなので、実際に漬けてはいないんですけどね。少しずつ、少しずつ、知識を継承させてもらおうと思っています。

あとは、やる気の問題です。

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