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温暖化ガス25%削減宣言にみる「できる」と「やる」の違い

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▼鳩山総理の「温暖化ガス削減宣言」

「2020年までに1990年比25%削減を目指す」。先週22日の国連気候変動サミットの演説で、鳩山総理が世界に向けて宣言したことは、みなさんもご存知かと思います。

これに関連する報道を見てみると、

「世界にビジョンを示した意義は大きい」

と評価する報道もある一方で、

「現実的ではない」
「景気回復の妨げになるのでは?」
「非常に多くのコストが必要になり、国民の負担も大きくなる」

などなど、批判の声も大きいようです。

▼「できるか?/できないか?」「やるか?/やらないか?」

世界の前で公言した、鳩山総理の未来を見据えた「やる」という決意は、まだ具体的ではない面もあるかもしれませんが、相当なものがあったのではないかと思います。

一方で、多くの批判は過去、もしくは現在までの実績を元に、「できるか?/できないか?」の評価が中心です。もちろん、狼少年では困りますから実現性の議論は大切ですが、過去からの延長戦上で考えて、「できるか?/できないか?」で決めるよりも、「どうすればできるのか?」という考え方が必要なのではないかと思います。

私個人的には、家の電気をマメに消すなど、できることで応援したいと思っています。お金も節約できますしね。

▼仕事上でもよくある話

地球温暖化の話となると、ちょっと大きい話なのでピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、新たなシステムを導入する時など、仕事の中でも「できる/できない」の議論が中心となり、中々仕事が進まないというのもよくあることです。

今はスピード感が必要な時代、早く「やる」と決めて、「まず、やってみる」という考え方も必要なのかもしれません。(関係ないですが、そういう意味では、クラウドは今の時代にあった仕組み・考え方ですね。)

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わたくし事で恐縮ですが、昨日から健康のために毎日歩くことに決めました。こんな些細なことでも、「ジャージがない」「時間がない」「億劫だ」「今までだって続いたためしがないじゃないか(汗)」と、できない理由をつい探してしまいます(悲)。

けれども、1回歩いてみると気持ち良かったです。「ここに、こんな木があったのか」「この坂は結構急なんだな」・・・車でビューンと通りすぎただけでは気づかないことに気づき、歩くことが楽しくなってきました。

今日は雨が降っているので、できない理由を探してしまいそうですが、「やる」と決めて歩こうと思っています。

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温暖化ガス25%削減も、今は無理のように思えても、まず「やる」と決めること。そして、少しずつ変わり始め、結果が少しでも出始めると「きっとできる!」と期待が持てるようになるのかもしれません。仕事も、早く「やる」と決めて、スピード感を持って進めて行きたいですね。

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