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【書評】光と影の法則

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仲間のセラピスト、心屋仁之助さんが著書を出版されました。

心屋さんは京都を拠点にして、心理療法・NLP(神経言語プログラミング)を取り入れた独自手法でのセラピーを行うかたわら、東京・京都などでセミナー活動を展開している、セラピーの世界では人気があるセラピストです。

光と影の法則

光と影の法則

この本には、人間関係や仕事に悩む一人の女性が、問題の原因を知り、それを解決しながら心の成長をとげていく姿が描かれています。セラピーの現場で実際に変化をとげたクライアントを元にした物語です。

物語の主人公は、33歳OL 裕子。これまで調子の良かった彼女の人生が、ある上司の登場によって突然崩れ始めます。しかし、どん底の彼女は、ある本との出会いから、彼女が抱えていた「本当の問題」に気づくことになります。

出会いと別れ、様々な出来事を通じて、それらを紡ぎ合わせることではじめて見えてきたのは「本当の問題」 でした。それは、遠い昔に起こった、思いもよらない出来事。 そんなことが、今の彼女の前の問題を引き起こしていたとは……。

▼本当の問題とは何か?

私たちの身の回りにおきる「恋愛・仕事・家族・学校・友人・子ども・病気・お金」などの問題…それら「目の前におきる問題」はすべてニセモノだと、心屋さんは言います。

同じ出来事を目の前にしても「問題だ」と捕らえる人もいるし、なんとも思わない人もいる……。

私たちは、目の前の出来事を自分のフィルター(価値観)を通して解釈していますが、自分の心の中にある「嫌がっているモノ」が目の前に映し出されるから嫌なのだと。その「嫌がっているモノ」が本当の問題だと心屋さんは言います。その、「本当の問題」の見つけ方や解決方法がこの本には書かれています。

物語形式なのでさらっと読める反面、書かれている内容は大変深いですよ。

簡単なことなんだけど、わかっちゃいるんだけど、でも、できない……。そういう時ってありますよね。その理由を、私もこの本から見つけてしまいました(汗)。私にとっても、とってもタイムリーな内容でした。


ファイザー株式会社によれば、一般生活者の12%、約8人に1人がうつ病・うつ状態の可能性があると言います。特に近年は患者数の増加など、より深刻になっているといいます。

ひょっとしたら、心理療法やセラピーという言葉に違和感を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、この本は「あやしい世界」が描かれているのではありません。「どこにでもある仕事上での日常」が描かれています。もう、他人事ではないんですよね。もし、人間関係などの問題を抱えている方が回りにいらっしゃっいましたら、この本は何らかのヒントになるかもしません。実際に悩んでいる方、マネジメント層の方々にも読んでいただきたい一冊です。

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