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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

PCのChromeブラウザが広告の表示をブロックすることがあるんだという発見

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思い起こせば最初にPC上のChromeブラウザを使いはじめたのはBeta版がリリースされた2008年9月末か10月の頭。ダウンロード出来るようになって速攻で落とした記憶があります。
その時期はFirefoxをメインに使っていたはずなのですが、既にGmailを個人メールのメインで使っていて、とりあずGoogleのサービスならGoogleのブラウザのほうが何かと良いんじゃないかと考えての話でしたが、そもそもがBeta版なので普通に色々不具合は起きてました。動作自体はFirefoxに比べてChromeブラウザはめちゃめちゃ速かったのですが、最初は日本語のハンドリングはもちろん全然駄目でしたし、メモリの使い方がひどくてタブの数が増えると裏側でどんどんメモリを消費して固まる問題が結構大きかった記憶があります。

実際の利用環境で言うと、当時の勤務先での標準ブラウザはマイクロソフトのInternet Explorerでしたが、社外のサイトを見るために勝手にFirefoxを入れて使ってました。確か自宅でもメインはFirefox。でもその後徐々にFirefoxからChromeにメインのブラウザを切り替えて、オフィスでのイントラネット上のコンテンツはInternet Explorer専用で作られた部分もあって逃げようがなかったのですが、外のサイトはFirefoxに切り替えはじめ、自宅PCのメインのブラウザも含めChromeをメインに使い始めたのは確か2010年の頭の頃。

ベータ版から始まったChromeブラウザとの付き合いは、気がつけばもう12年前。
思えば遠くへ来たもんだ。

広告バナーとの戦い

今でもそうですが、個人向けのインターネット界隈のインフラに近いところであればあるほど有料ではなく広告収入などを裏書きにした無料サービスであることが多いのはインターネットが商用開放された1993年以降しばらくしてからずっとですが、そうすると当然何らかの形で「どこかに誘導する」という導線が作られます。初期の広告メッセージに誘導したい先のLINKのが付いたテキストバナーの世界から始まり、静止画像や動画その他諸々の形態と出方と出る場所のバリエーションが出来ましたし、一見記事に見えるけれど実はスポンサーが付いた物や極端な場合ページ全体が雑誌などの記事体広告のような広告・広報媒体化しているもの、そもそもが広告や広報媒体である「オウンドメディア」な形とか、まぁいろいろです。

中には延々と動画を見せられてから「閉じる」ボタンが出てくる (あくまでも個人的には) クソ (と思ってる) 広告とかもあって、まぁそれでもそれが出るから無料で見られるんだよねと大人の納得の仕方をしてる部分もあるにはあります。特にスマホなどで何処に「とじる」ボタンがあるのかわからない、あるいは (好意的に考えて) 本当に何かの不具合で「とじる」ボタンが表示されないと、「このスポンサー滅びろ」とか過激なことを思うこともゼロではありません。

そして中には画面全体に「お前のPCはウィルスに感染したからこれをDLしろ」と表示するガチにクソな広告に出会うこともありますが、もう最近は慣れてきたので静かにタブをとじるかリロードするか諦めてブラウザ自体を立ち上げ直すか。流石に悪意しか感じないですね、流石にここまで来ると。

まぁそこまではいかなくても、例えばスマホを中心に一定時間見ないと先に進ませてくれない動画広告とかは普通にあって、その中でも動画再生中は画面の上の方に「後xx秒でコンテンツに進めるよ」とか表示され、まぁ大抵はその秒数が経過すると「x」ボタンが出てくるので次に進むわけですが、これって実際のところ秒数の部分だけを睨んで時間の経過を待ってることがほぼ全てで広告の中身を見た記憶はほぼありません。あるいは頭の中で秒数を数えながら周りをキョロキョロしてるとか。いずれにせよ、広告主の思いだけは伝わりますが中身は見ていないので何も伝わりません。
そしてそういう枠を作って売っている事業体あるいは企業体には悪意しか感じないです。

もともと広告主側の立場も経験してるので思うところは分かります。
折角だから見てあげれば良いのに一般のユーザーとは勝手なものだよねと少しだけ反省します。
多分3歩歩くと忘れますが。

まさかのChromeブラウザの強権発動

そんな毎日なわけですが、先日PCのChromeブラウザで調べ物してたときに、今まで見たことがない画面が出てきました。画面のかなり広い部分が広告スペースになっていて、そのページを表示した瞬間になにかゲームソフトの広告のようなものが見えた... 筈なのが、白文字でテキストが表示されてスペースは真っ黒に。

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え?
なにこれChromeがコンテンツの表示をブロックしたのか?

PCの構成情報の何かをもとにChromeブラウザ自身が表示をブロックしたようです。これ、自宅でメインで使っているWindows10のPCで、構成上Windows11は動かない子です。既にバッテリも充電できないところまで劣化してエラーのLEDが点滅しっぱなしで鬱陶しいので取り外してしま、もはや形はNotePCですがACアダプタを接続していないと使えないという子ですが、好意的に考えると必要以上に負荷がかかるか下手すると表示出来ないコンテンツをブロックしてくれたということなのかもしれません。ただ別の見方をすると「お前は時代の先端の広告など無理だ」という話であるんだと思います。

ただし結果的に広告コンテンツ自体が表示されなかったので、それが何処のどういう内容の広告動画だったのかはわかりません。ひょっとしたらネットワーク上のトラフィックが強烈に出るコンテンツだったのかもしれませんし、一定以上の条件のCPUやGPUが表示側にあることを前提としたようなものだったのかもしれません。謎です。

もちろん早晩サポートが終わるWindows10の古いPCではこれからいろいろ困ることが出てくるのは判ってるんですけど

流石に「てめぇのPCは化石のようなWindows10が動いてるがWindows11に入れ替えろメッセージ」がたまに出てきて、それでも「Upgrade出来るか調べろ」とボタンが出てきても「古すぎて無理」と言われる8年前のPC。いや、もちろん知ってます。同じように「ChromeじゃなくてEdgeを使えよ」とかも言ってくるんですが、「Internet Explorerって素敵なのがあるから標準ブラウザを切り替えてね」というメッセージを大昔からよく見てるので、今更何言われても別に動揺はません。
でも鬱陶しいのは事実です。もちろん商売だし、特にOSについてはこのまま使い続けると苦労するのは自分だというのも理解してます。

ただ今時点で過去WindowsVistaやWindows7が動いてた太古の昔のPCにUbuntuを入れてブラウザベースの用途や単にデータを溜め込むだけのSyslog Server (なぜそんなものが自宅で動いてるのかは別の話) としてなら何不自由無く使っている私的には、「またUbuntuの子を増やすしかないか」という程度のイパクトでしかありません。実はUbuntuにはFirefoxが標準で入ってるのですが、Chromeは入れれば普通に使えるし、その御蔭でBookmarkとか履歴とかは他のPCのChromeブラウザと共有してるので違和感の欠片もありません。

とりあえず別にChromeブラウザの肩を持つわけじゃないですが、それさえ使えればどんなPCをでも良いし、スマホもAndroidだろうがiOSの子だろうが何でも良いという感じです。それぞれが動作するHardwareやOS環境は基盤といえば基盤ですが、最早私にとっては何でも良くて同じブラウザ環境が横串で使えるほうが重要な感じ。

ある意味偏屈なんだとは思います。
でも、気がついたらそんな感じになっちゃいました。

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