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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

昔取った杵柄?いや、まだ現役で使えるかもね、っていう前向きさ

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人生それなりに長いとそれなりの場数の経験をするとは思うのですが、たとえば10年前、5年前、あるいは1年前と全く同じ事をしているかと言うと、たとえば私の場合には実は殆ど違う事をやっています。

大抵の場合は行きがかり上変わっていったケースの場合もありますが、諸般の事情によりある日突然(な訳ないんですが)バッサリと切り替わる事も何度もありました。

正直その時点では非常に厳しいモノがあったことが多いのは事実。でも、そこで何かしら変わらないとどうしようもなかったという別の理由が大抵の場合にはあるので、その変化自体は納得できないけれど、変化した事実自体は受け止める事が出来てきたというモノ。

で、それらの歴史の中でやってきたことや考えてきたことが完全に無になってきたかとか、全く役に立たなくなってきているかとかいうと、そんなことは無いわけで…

 

ある日突然過去の経験が役に立つなんてのは当然あるわけです

ある人とある場所である内容について話。その話が、実は自分が過去に携わった事がある内容であったり、それに非常に近い内容であったり、あるいは自分の過去の歴史から発展してきた内容であったりすると、いきなり自分の記憶が目を覚まします。

もちろん自分の記憶はどこかで錆ついています。だって、もう何年も前の記憶と経験の話ですから。ただ、流れの理解をまちがっていなければ、そしてそれらの物事の基本的な情報や知識自体を正しく理解していた記憶があれば、いきなり今の話との間のギャップを埋める事が出来たりします。

これ、昔から結構経験しているのですが、割と最近もそんな事がありました。

概念的には非常に新しいんだと言われた話だったのですが、基本的には自分が嘗て携わった内容や必死になって文献を漁った内容に非常に近いじゃんって思った瞬間から凄い速度でキャッチアップが始まり、あっという間に概念的な事からインプリの状況の概要の理解まで終了。

「おー、まだ俺、この方向でも大丈夫だね」

自信の持ちすぎは禁物ですが、適度な自信が無いと物事は進まないわけで、あとはバランスの問題かなぁ。

 

なんて事が時々あるんですよ。長生きしてると(笑)

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