時間をお金で買うという意識と、新幹線での帰省
高速道路の1000円セールが今年の夏は限定実施ということではあったのですが、我が家の帰省のスケジュールにどうしても引っかかるということで、散々考えた挙句に新幹線で横浜の自宅から実家のある神戸まで往復しました。正確にはカミさんと子供2人は一足先に(たまたま超早割りが手配できたので)飛行機で帰りましたが、横浜戻りは4人揃って新幹線でした。
新幹線や飛行機なら、早めに予定を確定できれば座席を確保できるわけで
実はこの夏は仕事の関係で色んな事が起きているのですが、とりあえずどうなるか判らんのだから先に休みの予定だけ決めてしまえということで、6月中旬には夏休みの予定を決めてしまっていました。その時点でクルマと公共交通機関のどちらを取るかというのは思案のしどころだったわけですが、結果的に指定も取れたのでクルマは諦めたわけです。
実際のところ1000円セールの関係で渋滞に引っかかりそうだったのは横浜に戻ってきた14日土曜日だったのですが、順調に新幹線で移動終了。実はガソリン代+高速代にくらべて新幹線での親子4人の移動は普段でも高いのですが、高速料金割引セールがあると比較するまでもなく圧倒的に自分の車で移動したほうが安い。三分の一以下です。でも、渋滞と疲労度合いを考えると・・・ と、ここ数年は全て公共交通機関での移動です。
とりあえず、環境にはやさしい帰省なのかな?とは思ったりしますが。
因みに神戸で実施されている神戸市営バスや地下鉄の「エコファミリー制度」には大変おせわになっておりましてですね・・・
神戸市営のバスや地下鉄では、土日や祝日およびお盆や正月などの期間には大人1人あたり子供2人までは無料で利用できるという素晴らしい制度があります。特に私自身の実家が神戸市営地下鉄の沿線であることもあり、非常に助かるのは事実。逆に言うと、実家のクルマを借りるよりも結果的に安く便利にガソリン代や駐車場代を考えずに出歩けるわけで、それらの交通機関の利用率向上にも役に立てたのかな?とか思ったりもしたり。
もちろんこのような制度を実施するためには色んな背景やら環境が必要なのはよく判りますので、他の公共交通機関でもやるべきだ~とは簡単に言える物ではないとは思います。でも、こういった制度があると、公共交通機関を使うキッカケになるのは事実。
たとえば私の住んでいる横浜でも正月や夏休み期間には子供のバス料金が通常の110円から50円になるとかあったりするわけで、それぞれの状況に応じて取れる施策が取られてると思うのですが、そういったキッカケから普段は車ですっ飛ばして行くだけの移動経路の中で色んなモノを発見したりする事も出来たり。
と、そんな事をツラツラと考える時間ができるのも、私にとってはまとまった休みを取るひとつの効用かもしれません。