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【週末料理】親子料理の基本は餃子

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いまだ、「週末は基本的に3食私が料理してるよ」というと驚かれることが多いのですが、でも事実だから仕方が無い。もちろん何らかの用事があって外出するとかだとやりませんが、それでも全く1食も作らない週末っていうのは、少なくともここ10年くらいは記憶がありません。カミさんに言わせると「それはまぁひとつの趣味だよね」とのこと。まぁいいじゃないですか。

 

ほんでもって餃子です

実は最初に手作り餃子を作り始めたのは… 多分20年以上前です。その時点ですでに結婚していたのですが、酒の肴以上の料理に手を出したくて、なんだかある時に「よし、餃子するぞ」と言う勢いで作り始めました。

ちなみにいまでも良く作りますが、それほど本格的に追い込む気は無いので、皮は普通にスーパーで買ってきますし、中身にとてつもない高級食材を入れたりとかってのもしません。至って普通、だと、自分では思ってます(笑)

でも、たまにポットラックパーティ系のイベントで持ち込んだときに「おいしい」という話と並んで「市販の餃子じゃないよね。味付けとかどうしてるの?」と聞かれることがあります。たとえばポットラックパーティー系だと手元で醤油とかを付けるのが大変なので、大抵は何もつけずに食べられるような味付けにしているのですが、それにお酢だけ掛けて食べてもおいしいよ、とか。

そんな餃子、こんな風に作ってます。

 

材料に凝ることはないです。基本的には

直径20センチくらいのキャベツを4分の1から3分の1くらい、ニラは1~2束、生の椎茸3つくらい、そして豚の挽肉が500グラムから600グラムくらい。これが大体餃子100個分の基本の材料です。ちなみにキャベツの代わりに白菜を使うこともありますが、私の場合にはキャベツのほうが多いです。

で、二ラを細かく刻み、キャベツも切り刻む訳ですが、ニラは手切り、それ以外の材料は基本的に全部スピードカッターにやっつけてもらいます。だってその方がらくですから(笑)

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で、それらをとにかくボウルに入れちゃいます。

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更にスピードカッターで刻んだ椎茸と挽肉を入れて混ぜる訳ですが、

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良く見ると何か入った容器があります。謎のソースというかなんというか。そう、これが私の餃子の最大の特徴ですね。

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でも、何が入ってるかって?実は簡単に材料をざっと並べるとですね・・・

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前列左から香菜のドライ、オールスパイス、フェンネル、中華の山椒。後列左からナンプラー、オイスターソース、そして鶏がらスープの素。一番右はラードですが、これは混ぜてる最中に餡に直接加えています。

で、量はどれくらいだって?えっとですね… 挽肉500グラム分で作る時には出来上がりが150ccくらいにしているのですが、まず鶏がらスープ大匙2杯を100ccのお湯で溶かして、ナンプラーとオイスターソースを小匙一杯、後の細かいスパイス類は適当に一振りとか一つまみとかですが、一応それなりに意味はあったりします。

で、ここに書いていないのが砂糖や塩コショウの類ですが、砂糖は大匙2~3杯、あとは適当にって感じで、塩は殆ど入れません。胡椒は思い出したら、って感じでしょうか。

で、肉や野菜を混ぜているところに少しずつ足して混ぜ込んで行きます。

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ちょっと写真がブレ気味で申し訳ないのですが、とりあえずこんな感じでキレイに混ざって全体に粘りが出てきたらラップをして冷蔵庫でしばらく休ませます。

 

で親子料理の基本ってのはこの後ですね。親子で餃子包み大会

我が家では親子4人で100個くらいあっという間に食べてしまいます。さすがにそれを全部一人で作ると大変ですし、買ってくると結構な金額になります。だからみんなで作る。最初は当然餃子なのかシュウマイなのか、あるいは餃子の材料で作った不思議な何かができるのですが、そのうちマトモニ包めるようになってくるんですね。

そうなると、親子でキッチンに並んで立って包みながら何気に色んな話ができる訳で、これはこれで良い傾向かなと。

そんだこんだで、今回はやはり100個作り、作りながらガンガン焼いてゆくという流れ。でも、上品に焼いていると100個が焼きあがるまでにエライ時間がかかりそうです。

ということで、私が良くやるやり方はですね…

 

実は今日は某所でのポットラック形式のランチだったのですが

この写真の一番手前の丸い物体二つが、私の焼いた餃子です。

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色んな人にどうやって焼いたの?と聞かれたのですが、いや、単に何度も焼くのってアツし手間もかかるんで、ということで、テフロンのフライパンに並べられるだけ並べて焼いてしまうって話です。

あ、でも、熱いフライパンに餃子を詰め込んですぐに入れる水(本当はお湯のほうが時間が早くて好さそうですが)にはちょっとだけ注意してるかも。量自体は大体餃子が半分くらい被るくらいの量ですが、その水に少し小麦粉を溶かしています。一度に約量がもっと少なければ羽根付き餃子になる系の方法ですね。で、実際には小麦粉は水には溶け込みませんが、とにかく混ぜてそれを鍋に流します。中火で7分間。それくらいするとフライパンの中の音が少し変わってきます。大体水が飛んだところで一度蓋を開け、フライパンをぐるぐると左右に少し振ります。そうると餃子の塊がフライパンの中を回りだします。で、そうなったらもう一度蓋をして2分間。これで出来上がりです。

火を一旦止め、フライパンの中に適当な大きさの平皿を落とし蓋のように入れて、それを上から押さえたままフライパンをえいっとひっくり返すと餃子が押さえている皿の上にキレイに出てきます。これが上の写真の状態ですね。これで何個くらいだろ?多分70個くらいだとは思うのですが…

 

この作り方はなんとなく私の方法としてやっているもので、当然もっと旨い作り方はあるでしょうし、ある部分はむしろ邪道と言える事をやってるかもしれません。でも、まぁ、こういう方法で作っても結構おいしいですよ。

ってことで、平日は朝食しか家で食べない事が多い私のせめてもの罪滅ぼしということでの料理は、今週も絶好調です。

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