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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

定期的に連絡を取るというコトの重要性

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これは個人的なつながりであっても、ビジネス上のつながりであっても同じなのですが、ある一定の関係を持ち続ける上での「定期連絡」というのは意外に重要なコトです。

例えば、最近は廃れつつあるといわれている年賀状や暑中見舞いと言ったものもこの種類のモノと言えると思います。確かに私自身を考えても、もう何年も、あるいは何十年も年賀状だけのやり取りしか無い方が居るのは事実。でも、年に一回の連絡が一種の生存確認であったりする部分もあるわけで、私自身は嫌いではないです。もっとも「今年はもうイイや」と思ってる方から来て慌てて送るみたいな事が今でも起きるわけで、このあたりのお見合い具合というのが生む微妙な緊張感というのがあるわけですが・・・

 

これがビジネス上だと、ちょっと別の意味を持ってくるわけで

お客さまやお取引先への定期連絡。色んな状況がそれぞれの業種業態で存在するわけですが、たとえば担当者の方、たとえば何らかの責任者の方、たとえば経営者の方などに年に1回とかなんらかの形で連絡を取るというのは結構面倒くさいもの。たとえば電話だとかける理由が無いと難しいですが、それが何らかの季節の御挨拶状だったりすると少しは気楽な訳です。

で、それが「あて先不明」とかで帰ってくると慌てたりするわけですが、いずれにせよ定期的にコンタクトを取っていると、異動なり転職なり昇進なりといったものから生存確認の部分までいろいろと情報を集められるわけです。お取引先様のデータベースのメンテナンスという側面を取り上げれば、これは正にマーケティングの基本な訳ですが、コレ自体が直ぐに収入や利益に結びつくわけではないので、ボヤボヤしていると後回しになり、気が付いたらもう何年もご連絡を取っておらず。何かの拍子に連絡を取ろうとすると行き先不明になっていたり・・・

継続は力なり、というコト。でもそれが簡単ではない事情も簡単に解ると言う問題。

 

なんでそんな事を思ってるか?

ちょっとした事情で、非常に長くお取引がある方と連絡を取るという機会が目の前にあるのですが、お取引自体は継続していても連絡先やら担当者の情報が全く旧くなっていて使い物にならんぜよ、という状況があったりするんです。

現在の勤務先に於いてはある意味新参者の私には、歴史的経緯からこうなってしまっているというのは理解できるのですが、目の前の事象自体は理解できないという捩れがあったりしてですね・・・

 

難しいものです。
何とかしなくちゃ!とマーケティング魂がムクムクと頭をもたげて来るのですが・・・難しいものです。

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