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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

Twitter上での議論は不毛だよね論の存在と、それでもやっぱりある意義のある議論

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Twitter上で直接面識がある人無い人を含め、なんとなくやりとりが続いている中で、ときどき一定のお題に沿った議論みたいなのが展開されることがあります。もちろん相手と既知の仲であればTLを見ているだけではなんだか唐突に話が出て、さらに急に話が終わるみたいなのも、まぁ普通かもしれません。おそらく当事者同士では別のルートで話が並行していたり、あるいは一緒に会って話をしているかもしれません。ま、これはどうでもよい話。

ただ、知っているけれどそう簡単に直接会えない間柄での議論とか、存在は認知できている相手となんとなく行きがかり上始まった議論、さらにはなぜだか盛がっている話に途中で乱入してきたり、そういうTLの流れから分岐して別の話になっていったり・・・ とまぁ、そもそも議長なんて誰もいないし、議論の方向に制限があるわけでもない世界ですから、どういう風に拡散してるのかなんてさっぱりわからんわけです。

そんな中、先週Twitterの上で久々に流れのある議論をすることができました。

 

キッカケはワタシへの問いかけ

流れはこんなものでした。

私のTumblr上にまとめたLTEに関するTLからの抜粋 (再構成)はこちら

ozeroさんがまとめたLTEとOne Voiceのお話はこちら

TwitterやTumblrでは割とこういう話もしたりしてるのですが、オルタナティブブログでは思うところがあって通信関係の話については余り触れないようにしているのですが、たとえばこのTLの中での私の話は、まぁネタ全開です。

このまとめを見て話にまとまりがあるのか、何か結論が出ているのかなどについての見解は分かれると思いますが、話の軸を構成している私と直接面識のある数人の議論をTL上で眺めているうちに、そのうちの一人に途中で呼び出されて参加した私にとっては今回の話題の中心点についての議論をすることがちゃんとできたかな?という印象を持てました。

ただ、実際には140文字の限界や相手が何らかの事情で沈黙あるいは落ちてしまうとどうしようもないというところもあり、実際のところ殆ど面識のない人との議論は成立しづらいのが現実だと思います。

 

つまり、公開チャット・・というより自然発生的なパネルディスカッションじゃないのかと

世界中のパネルディスカッションというものは、その時間の6割くらいがパネラーの自己紹介と自分の仕事の紹介に終わってしまい、議論にならないなんて話も聞くくらい、実はパネルディスカッションが全体を通して有意義に終わることって余り無いような気がします。少なくとも私自身は「これはすごいな」と心底思えるパネルディスカッションには殆ど巡り合ってません。

それに対して、たとえば今回私が経験したTwitterの議論というのは、いわば事前設定ではなく自然発生的に生まれたパネルディスカッションといえるのかも知れません。その中で知っている同士での会話が色んな人のTLの中に流れ込んでゆきます。で、面白いのが、こういう議論をしている間にどんどんFollowerが増えてくるんです。おそらく参加者のだれかのFollowerで、話の中で明らかに明示的に返事を受けている人が自分のTLに居なかった・・・ってのがあると、話が途中で見えません。何の問いかけに対する返事か判らない。ということで、その相手をどんどんFollowしてゆくという流れなんじゃないかな?と思ったりします。

事実、私がこの議論をしている間にFollowerが10%ほど増えました。たかだか1時間くらいの間です。これは面白いなぁという実感ですね。

 

で、この議論の内容自体についてはどうなの?という話がある訳ですが

これはまぁ諸説ある中での私の見解を述べた部分が非常に多いので、これが正解だとかそういう話ではありません。特に私がそのTLの中で直接会話状態になっている人たちは通信業界に広い見識を持った方たちですので、前後の細かい説明とか詳しい解説を除いて話を進めています。その意味では最初から知らない人に何かを知らせるというパネルディスカッション的な役割を最初から持っていませんから、事情が判らないと全く何を言っているのか判らない部分はあると思います。

ま、でも、そんなもんです。

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