【週末ネタ?】Ubuntuを家の古いPCにインストールしてみた
昨年PCを買い換えた父親から、年明けに古いPCもういらんから何か使う?と電話があり、しばらくして古いThinkPad iSeries 1800が宅急便で届きました。まぁ、最初にこれを父親が購入したときにも相談を受けていたので、内容は判って居ます。まぁ、動くのは動くんですけど、Windows/Meですから・・・(笑
Lenovo ThinkPad i Series 1800(2628-IAJ) - 製品仕様 - Japan
これです。よく見ると発売は2001年。昨年まで実家で現役でしたので、とりあえず足掛け7年くらいは動いていたようです。が、さすがにどうしようもない。でも動いているので、新しくPCを買った父親が連絡をしてきて、「まだ動いてるけど、いる?」
う〜ん。何となく雰囲気でもらうことに。そして宅急便で届いて・・・さて、どうしようかな?
しばらくは塩漬け。でも意外な役目が
そうこうしているうちに私の自宅のPCがおかしくなり、どうしようもなくなったので最近買い換えました。でもいつの間にかPCの利用頻度が上がっていたカミさんと取り合いになることも。ちなみに私の場合、自宅でPCを触るのは殆ど何かの調べ物かメールのチェックなのですが、カミさんの場合には生協とかの注文やPTA関連の連絡など、何気に真面目デス。いや、私の用途も比較的真面目だとは思っているのですが、家族や学校などが対象となったカミさんの用事の方が明らかに公共性が高そうデス。
これは勝ち目がない。
ということで、調子の悪い元のPCではなく、古いなりに動いてた父親の使っていたThinkPad iSeriesに出動要請が降りました。
で、OSはどうするよ?
さすがに今更Windows/Meはありません。でも、まさかDiskは20GB、メモリーも(微妙に追加していたらしく)192MB。そもそもプロセッサーはCeleronの700Hz。最近のPCと比較すると、自転車と新幹線くらいの差がありそうです。さすがにこのPCにVistaを入れるつもりはありませんが、何とかしたい。
で、おもいつたのが・・・
Ubuntuって入るかな?
システム要件を調べました。どうやらダメです(笑
プロセッサーの条件は書いていませんが、とりえあずメモリーは推奨容量の半分くらいしかありません。でも、これくらいでくじけてはいけません。大体、使いたいのはBrowser、具体的にはFirefoxだけ動けば私の場合には大抵の自宅での用事はできます。巷ではクラウドコンピューティングとか何とか言われていますが、とりあえずワタシがつくろうとしているのは、ほぼ完全なクラウド環境ですね。大抵はGoogle関連のサービスですが、メールも文書作成もカレンダーも、それぞれがどこでどんな機械やデータセンターで動いてるかなんて、知りません。知れたら楽しいかもしれませんが、きっと思いのほか近くにあるのにこのレスポンスかよと訳の判らない落胆に見舞われそうなので、きっと知らない方が幸せなんだろうなと思います。
クラウド環境では知らないことの方が多いのでは、というのは私の暴論ですが(笑
今日のエントリーのお題はクラウド云々ではなく、Ubuntu。とにかく入りました。インストール作業中にはちょっと微妙で不思議な事が何度か起きたのですが、最近買ったWindows VistaのPCでDownload Siteから落としたイメージをCD-Rに焼いて、古いThinkPadにインストール。で、結果から言うと大きなトラブルもなく、何となくインストールできてしまいました。
トラブルは?
元々このUbuntuにそれほど詳しくないので何とも言えませんが、冷静に考えると最新のUbuntuを、おそらく開発者が想定もしなかったほどどうしようもない環境で動かしているんだとは思います。実はこのエントリーもそのUbuntu上のFirefoxで書いています。メモリーが小さいので、やたらとディスクがカラカラと回ります。必死にSwap OutとSwap Inを繰り返しているようデス。こうなるとDiskの耐久性が怖いのですが、まぁ、笑って済む程度のまったりとしたレスポンスで動いています。
ま、とりあえず使えるものは使おうよ、と言うことですね。