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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

自分のモノは自分で選びたいという考え方

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世の中、家電や車、もちろんPCやらケータイやら何やらについていろんなコメントを出す方が一杯居るわけです。もちろん記者やライターの方など職業としてコメントする方も居れば、純粋に個人として色々とコメントする方も居るわけです。私なんかはまさしく後者なのですが、時々気になるのが、コメントしている種類の「モノ」について。自腹で自分のために買うという状況に於いて、一体何を選んでいるんだろう?

 

自腹は自分の趣味なんだから

例えばPC、例えばケータイ。車などと違って比較的個人の趣味と嗜好が出やすいものだと思います。私のようにいきなりキーボードのタッチはどうなの?とか言う人は珍しくて、大抵はプロセッサーやOS回りの話から始まるわけですが、人に伝えるための評価と自分のものとするときの評価って何だか実は軸が違うことが結構あるんじゃないかという気がしています。

もっと凄いと、作っている側、あるいは売っている側の純粋な個人としての商品の評価と、それを自分で自腹で買うかどうかといった評価は違ったりするわけで、ここに人の考え方の多様性があるんじゃないかとは思います。

自腹は自分の趣味なんだからいいじゃん、というのは理解しやすいところです。

 

あー、でも本当はそんなのが好きなんですね?

何気に持ち物で人の趣味の方向性が判ることがあるわけですが、色々と文句を言いつつ使い続けているもの、って言うのがあったりします。もちろんモノに拘るかどうか、拘る部分は何かとかについてはそれこそ趣味の問題ですし、外野がゴチャゴチャ言う話ではありません。人によっては色々なものに評論家みたいに色々とコメントしつつ、実は自分の持ち物には殆ど無頓着というか逆に殆ど拘りというものが無い人もいます。ある意味第三者的にコメントするひとつのポジションかなとか思ったりしますが、結局自分で自分のものとして使わないのね?みたいな話にもなりかねない気がします。

 

それを人に薦め始めるとちょっと面倒くさいことになったりもしますが

これはその人次第ですが、たまにやたらと自分が良いと思ったものを一生懸命知り合いに薦める方が居ます。これを組織的に行うとBuzz Marketing (もう死語?)あるいは口コミマーケティングというカテゴリーになるんだとは思いますが、個人的には情報をもらえるところまでは良いけれどそれを自分のモノとするかどうかは自分で決めるので「これ、本当に良いんだから」というお勧めは止めていただきたい、と思うことが正直あります。

 

と、そんなことを考える機会がちょっとあったものでエントリーにしてしまいました。私自身は基本的に人と話をするのは好きなのですが、いろんな状況が重なってくると面倒くさくなってしまうこともあって・・・

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