エコなトイレの実用面
これは耳寄り。しばらくオルタナティブブログでも下火になったトイレネタですが、エコに引っかかったお話。
そっか、結局生ごみなんだ、というお話と理解してよいのだろうか?コンポストイレと言うそうです。
水分があるから腐敗する・・・ねぇ
これはなるほどです。ドライフラワーだと思えば簡単(乱暴すぎ)ですね。水分を抜けば腐らない。更に微生物を使って分解。原理的には生ごみ処理と似たようなものだと勝手に理解していますが、考え方として自分のことは自分でケリをつけるということは、確かにエコな行動と言えるのかもしれません。
最終製品は堆肥となる・・・ねぇ
個人的な心情としてこの堆肥を使って野菜を育てるのには抵抗が無くはないですが、家畜の堆肥を入いれたと思えば、あとは自分が食べたものがそもそもの原料=別に毒は無いはずと思って納得できれば、実際のところは何の問題も無いんだと思います。そもそもお前が毒だよと言われるとぐぅの音も出ないのですが、それはそれ。
ちょっと気になるのは継続して利用して、二ヵ月後くらいには原料が完成・・・ねぇ
容量的な問題はよく判りませんが、二ヶ月くらい使っていると原料が出来るので、それを出して乾燥させれば堆肥の出来上がり。匂いもないとのこと。でも、ちょっと気になるのが、二ヶ月間の原料(笑)は既に微生物の餌食となって跡形もないでしょうけど、昨日の原料(失礼)は残ってるでしょ?っていうこと。これ、どうなんだろう?
でもまじめに欲しかったりするんですよ、実は。
とりあえず普段の生活の中で使っていれば、堆肥を利用する意外には誰かに「私はエコな人なのよん」と自慢するくらいにしか役に立ちませんが、たとえば災害時にこのトイレがあると、結構役に立つのではないかと思ったりもします。もちろんこれを公共の用途に利用するとなるととてつもない数のコンポストイレが必要になるでしょうから、とりあえず個人宅の用途として使う。これなら多分便利に使えるんじゃないかと思います。なにしろ使用後の処理に薬品やら何やらが必要ないし、そもそもゴミが出ない。自律トイレとでも言いましょうか。
ただ、価格が・・・ちょっと気になります。さすがにお安くはない。NORADの監視していたサンタさんはトウの昔に日本を通過してしまいましたので、今後一年ずっとお願いし続けるしかありません。
また、使うのはやっぱりベランダとかのソトになりそうなトコもありますが、置き場や目隠しの方法などを含めて、それでもどうやったら使えるかな?ととりあえず考えてみたりしています。
エコではあるけど、無理せず実用的であること。なるほど・・・ねぇ。