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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

製品発表に合わせて実施するイベント、イベントに合わせて実施する製品発表

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状況次第ですが、どちらもある話ですよね。製品の場合には前者が多いのではないかと思いますが、プロトタイプやコンセプトモデルなどのお披露目は後者が多いと思います。理由は簡単で、それがプレスも含めた集客のネタになるかどうか。


本当に間に合うの?

どうしても発表が絡むと、最後の最後まで気をもむことが多いのは事実です。まずブツ自体がそもそも出るか、発表が間に合っても見せるべきモノは確保できるのか、いくつ確保できるのか、準備に間に合うのか・・・ 今の立場上は製品などに直接関与していないのですが、とりあえず見せるべき場はちゃんと作って、あとはひたすら待つ。

心配してるしかありません。


誰がどう説明するの?

新しいものだと、どうしても説明できる人が限られます。大抵そういう人は、発表の前後は死ぬほど忙しかったりします。当然仕事の優先順位を上げて現場に来てもらうしかないのですが、諸般の事情により抵抗されることもあります。でも、そんなこと言われても、その人が来ないと話にならない。話ができない。

説得するしかありません。


お客様は本当に来るの?

情報の送り手の意識が盛り上がるのは判ります。ちょっとしたモノでも、担当者には思いいれたっぷりというのは良くあります。でも、とりあえず一歩下がった立場から見たとき、正直「うーん」と唸ってしまう事が・・・無くはありません。
とりあえずありとあらゆる告知はしました。何となく「行くよ」という返事もあったりしますが、状況的に確信が持てないことが・・・無くはありません。

やはり心配するしかありません。


あとは結果を待つばかり。

イベントの仕切りの立場から言うと、その場で問題も起きず、粛々と進んでゆけばOKですが、イベント・マーケティングの立場から言うと、その後にどういう結果が出ているかが気になります。集客対象への告知はきちんと出来たのか、お客様はきちんと来てくれたのか、その後のビジネスはきちんと成果が出ているのか、例えばメディアは思ったような取り上げ方をしてくれているのか・・・

やはり心配するしかないのですが、どういう案件であれ、最初に結果を想定し、そこに上手く近づくことができ、最終的に思った結果を出せるかどうか。設定した結果の評価軸は正しかったのか。そして、大小に関わらずそういう考え方で取り組めたかどうか。
どうしても時々気が抜けてしまうことがあります。言い訳は色々あったりしますが・・・

とりあえず毎回反省するしかありません。

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