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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

「アガリ」のイメージを忘れない

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どのような仕事でもある部分共通だと思うのが、「アガリ」の姿をイメージして、どうやったらそこに行き着けるかという意識を忘れないこと。私的には初心忘るべからず、の、イロハのイです。


途中で話がブレる時、大抵は「アガリ」のイメージが希薄

「場」を中心とした「アガリ」のイメージをイベントで言うと、会場をイメージし、そこに並べた展示物やセッションの様子をイメージし、お客さんの動きをイメージし、そしてその中で自分がどういう役割を果たすのかというイメージ。

もっと大きな流れとして「あるプロジェクト」だとすると、チームをイメージし、役割をイメージし、それぞれの工程や作業の流れをイメージし、最終的な「エンドユーザー」がその結果をどう使って何を生み出してゆくのかというイメージ。

ちょっと違和感があるかもしれませんが、乱暴に例えてみると、こんなカンジです。
何をやっても当然紆余曲折があります。でも、最初に全体のイメージを持つことが出来れば、想定外の事が起きても対処する時に拠り所にする軸を持っているわけですから、むやみに慌てることは少ないんじゃないかと思います。


「ナル入ってます」と言われると身も蓋も無いですけど

今、あるセミナーで自分が喋る前提でプレゼンテーションの資料を作っています。ここ一ヶ月くらいセミナーやイベントでのプレゼンテーション資料とナレーションを考えるチャンスが立て続けにあるのですが、今回は遂にガチンコのセミナーでのプレゼンテーションをする事に。そこで他の人の同じようなプレゼンテーション資料を眺めつつ、「どこを頂こうかな」と考えつつ、目の前に浮かぶのは、まず絵コンテ。そこで話の全体の流れを作っちゃいます。そしてその流れに合いそうな資料やページを探索。

次に喋っている自分のイメージ。ここでどんなネタを挟もうとか、ここでどういう風に動こうとか。挙句、ハンドマイクではなくピン・ワイヤレスのマイクを使わなきゃだめだなーとか。

ここで自分の発想の方法をもう一度考えてみると、論理的なところが全然なくて、形から入る傾向が強いことに改めて気がつきます。「ナル(ナルシズム)入ってます」と言われると身も蓋もありません。いや、正にそうなんでしょうね。そうじゃなければ、ずっとIT業界に身を置き、実直なエンジニアか、しっかりモノの営業が私にも出来たんだと思います。この二つ、両方とも一度ならず試してみましたが、駄目でしたねー。


余談はともかく、直近の「アガリ」のイメージはどうなんだ?

直近の仕事でのイメージはホボ出来上がっています。実際にイメージ通りに出来るかどうかは別の問題ですが、軸は軸。さて、早く資料作らないと、そろそろ催促が来る時期だ。何で配布資料の締め切りってこんなに早いんだよ!・・・ と文句を言っても、裏の事情を全部判ってるんで心苦しいことこの上ない。精神衛生上良くないですね。


「こんなエントリー書いてる暇があれば、とっとと片付けんかい!」

ええやん。昨夜も25時過ぎまで頑張っとったんやし。

「あほ!まだ全然終わってへんねやろ?四の五の言わんと、とっとと片付けんかい!」

ごもっとも。失礼しましたー。

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