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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

慣れたキーボードのチカラ

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鶴田さんのエントリーにトラバです。

私自身は自分の文章力には大きく疑問符がつくのを自覚しているのですが、PC上で何か文章あるいは文字を打つときにユーザー・インターフェイスとなるキーボードが少しは助けてくれているような気がしています。

多くの皆さんが経験されているとは思いますが、慣れないキーボードで文字を打つのは大変です。ケータイを変えた直後にメールをいつものペースで打てなくなる経験をされている方も多いと思います。私の場合、慣れたキーボードだと少しゆっくりめに喋るのと同じくらいのペースで文字を打てるのですが、慣れないキーボードでは、それこそ削除キーはどこにあるのか、Page UPとPage Downのキーはどこか、あの記号の場所はどこだ?と頻繁にキーボードの上を見ることになり、妙なミスタイプと修正を繰り返した挙句、結果的に自分の打った意味不明の文章に自分で頭を悩ますことになったりします。

因みに、現在業務で使っているPCはA4サイズのノートPCなのですが、自席にいるときには幅が本体の倍くらいあるエルゴノミック・キーボードとトラックボールを接続しています。手や肩が楽なのとスペース・バーが長いのが気に入って使い始めてかれこれ5年くらい。タッチが強すぎてEnterキーが吹っ飛んでしまい修理不能になったので、つい先月新しい物に買い替えましたが、PCが色々と変わってもずっとエルゴノミック・キーボードを使っています。もちろんPCを持ち歩くときには本体のキーボードを使うのですが、明らかに文字を打つペースも、更には頭の中で考えるペースも変わってしまいます。


別にキーボードを変えたから文章力が向上するわけではないのですが、少なくとも慣れているキーボードだと指が自然に動くので、明らかに楽なのは事実です。タッチやストローク等の面で本当に好きなのは秘蔵のオリジナルPC/ATと初期のPS/2のふたつのキーボードなのですが、使っていると周りからガシャガシャうるさいと言われるので最近は自宅の押入れの隅に大事に保管しています。

もう簡単には手に入りませんし、これは捨てられないですね。

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