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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

はじめまして

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はじめまして。岩永慎一と申します。
本日よりオルタナティブ・ブログにブロガーとして参加することになりました。

外資のIT企業に約18年、日本のIT系企業に約2年勤務したのち、今は通信会社に在籍しています。芸暦の大半をIR以外のマーケティング、特にマーケティング・コミュニケーションが占めていて、中でもイベント・マーケティングという分野には都合15年近く携わってきています。

でも、イベント・マーケティングって何ですか?

もっともです。データベース・マーケティング、ダイレクト・マーケティング、宣伝、戦略的(?)広報など、マーケティングにはいろいろな分野がありますが、その中でもイベント・マーケティングという分野は一番皆さんに馴染みが無いものかもしれません。でも、企業が持っているおそらく唯一の、企業が企業としてお客様やパートナーの方々と直接接触できるのがイベントです。セミナーだったり、展示会だったり、博覧会だったり、商談会だったり、パートナー・カンファレンスだったり。そして、それを活かすためには、そもそもの企業戦略と、それに基づいて求められる成果を出すための告知、集客、内容検討、本番、そして営業スタッフやその他次の工程(役割)を担当する人への適切な情報を渡すといった一連の流れが全ての関係者にきちんと理解され、整理されている必要があります。

イベントはイベントのためにあるのではなく、目的を達成するための手段なのですが、その前後にあるものと戦略 / 目的をきちんと理解していないと動けません。状況によってはイベント担当者自らが全ての仕組みのデザインに関与する事が必要になることもあります。これらのの活動を全部包含したイベントって・・・ ということで、私は「イベントはマーケティングのゼネコンだ!」と思っています。ありとあらゆる活動の中でも一際目立つ山がイベントですが、前後の仕組みがあってのイベントです。他のマーケティング活動と同様、あるいはそれ以上に単体では絶対に成立しないのがイベントです。

とういことで、イベント「で」マーケティングするだけではなく、イベント「を」マーケティングする必要もあります。


そんなイベントの今はどうなのか。これからどうなるのか。あるべき姿はどうなんだろう?
そういった事を中心につづってゆきたいと思います。

末永くお付き合いいただければと思います。よろしくお願いします。

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