Darden MBA学生の会社訪問とディスカッション
おはようございます。
小雨の朝です。
===ほぼ毎朝エッセー===
昨日のDardenからのMBA学生たちの集まりはなかなか刺激的でした。会社でのイベントは会社見学とパネルディスカッションと石倉洋子先生のプレゼン。
パネルディスカッションでのパネリストは、3月末に上場したWelbyの比木さん、まなびの大塚さん、そして私の3人でした。それぞれに事業内容の説明と質疑応答、そして、リーダーシップあたりのディスカッションでした。Marc Modica先生がモデレーターをしてくれました。
3人ともにDarden卒業生。モチベーションが勝手に高まるルールを作ることがリーダーの役割と言い切る比木さん、皆のモチベーションをいかに高めるかに腐心している私。日本と海外の意志疎通に苦労するという大塚さん。同じ卒業生で起業家ですが、全く違う意見が出るあたりがとても面白かったです。Modica先生からは、Dardenの学生と卒業生が、世代を超えて共通の要素でつながっていることに、嫉妬感すら覚えてしまうとのコメントも。
同じく大先輩の石倉さんのプレゼンでは、生涯学習やフリーランスが中心となる働き方が今後いかに重要になるかというあたりのお話が印象的でした。大会社に依存しながら生きることがより難しくなっていく。その中、自分が生涯学習することで道を開いていく生き方が必要になってくるという訳です。
アメリカの大学の学生さんたちには、なかなか噛み応えのある一筋縄では行かない、変わった日本人たちの姿が見えたのではないかと思っています。この後、日本の大企業を中心にいくつか会社訪問があるようです。訪問を進めるにつれ、日本についてどのような感想を持つようになっていくのか、ちょっと楽しみですね。
さて、生涯教育とか言います。一体何なのだろうかなと思います。
未知のことに好奇心をもってチャレンジしていくことなのかと思いました。ただし、その学習したことが、次なる仕事につながらないと継続が難しいものです。そういう意味では、私が今学習しているサーキット走行は何にもつながらないかもしれませんね。
でも、打算的に開始したものではないことが仕事につながるというのもよくあること。要するに、余計なことでも、手を広げて好奇心をもって学習していればいいのかも知れません。こういうイベントを主催してみるのも、余計なことと言えるでしょう。でもいい学習になる。余計なことに手を広げるのが生涯学習なのでしょう。
また、リーダーシップについての石倉さんのプレゼンのあるページ、とても参考になると思ったのでシェアさせてもらいます。
Leadership
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- Show Up
- Speak Up
- Look Up
- Team Up
- Don't Give Up
- Bring Others Up
by Rosabeth Moss Kanter of HBS
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- Explorer with Curiosity
- Gardener with Humility
- Coach to help team make a decision
by Tim Brown of IDEO
自分としては、直前までプリントアウトしたり人のプレゼンをダウンロードしてパソコンに仕込んだり、また、卒業生も多数集まったTony Roma'sでの懇親会の様々な手配や精算などなど、主催側の雑務にも追われていましたが、成功すると嬉しいものでした。
我ながら手際の良さを実感。まだまだ雑務でも使えるヤツです(笑)。