「イノベーション」=「クリエーション」+「オペレーション」
おはようございます。
曇り空の朝。黄砂の影響なのか景色が少しかすんでいます。
===ほぼ毎朝エッセー===
以前、Nさんの日報のGood Newsで紹介されました。
* ここのところ、記事の紹介が多いのですが、こちらの記事も読んで非常に共感しましたので、シェアです。
新規事業の立ち上げには「 起承転結型」の人材が必要
失敗=切腹の武士ではなく、生きて帰る忍者式のイノベーション
長いページだったのでその場では読まなかったのですが、その後、読んでいて一部に面白い概念が書いてあったので骨子を共有します。
- 「イノベーション」には「クリエーション」と「オペレーション」が必要
- 「起承転結」の「起承」は「クリエーション」、そして「転結」が「オペレーション」
- 「クリエーション」と「オペレーション」の両方がなければ「イノベーション」は起こせない
これ、かなり共感しました。
「そうそう。確かに! イノベーションをクリエーションと勘違いして、クリエーションを繰り返しているだけ。オペレーションに持ち込めないことって多いんだよな」と。
特に、起業前後に自分たちがやっていたのは、ひたすらアイディアを出しては膨らます、そういう作業をでした。ところが、アイディアを具現化し始めると、どこかでそのアイディアが陳腐なものに見えてきてしまうのです。そこで継続せず、次のアイディアに飛びついていました。これって人生でもよくあります(笑)。
e-JanがCACHATTOをモノにできたのは、そのアイディアを転々とするのをやめて、一つのに執着、そこから必要な機能を次々と足していき、組織を創っていったからなのです。この部分がまさにオペレーションだと思ったのですね。そして、明らかに、オペレーションがしっかりしたから、イノベーティブなCACHATTOという製品が出来上がりました。オペレーションを重視したことが今を築いたわけです。
ところが、この10年は何が起きているか?
オペレーションは工数も多くかかるし重いです。変化がしづらくなっていってしまうのです。いや、逆にオペレーション上望ましくないからと変化を拒絶するようにもなる傾向が出ます。いつの間にか、クリエイションがやりづらくなっているのです。
そう。
- イノベーションを起こすためにはクリエイションとオペレーションの両輪が必要
- それは相対するものではなく、同時に存在・尊重しあいながら進んでいくもの
このような大きな流れに気づかせてくれたわけです。