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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

車をサーキットで走らせます。さてどちらの方が速いでしょう?

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おはようございます。

朝の冷え込みは続きます。今朝は5℃@5.25am。でも千鳥ヶ淵の桜はまだ見ごろ!

===ほぼ毎朝エッセー===

車をサーキットで走らせます。さてどちらの方が速いでしょう?

①コーナー前の直線、ギリギリまで高速で走り、強いブレーキング。そして曲がる。減速開始のポイントはなるべく先。ギリギリまで速度を落とさない。まるでチキンレース。そして高速でコーナーに入り、車を曲げることとの闘いです。タイヤはギャギャギャと鳴きます。頭の毛穴からは汗が吹き出るような感覚がします。

②コーナー前の直線、速めに軽いブレーキで減速をしてスルスルっと曲がる。ブレーキングポイントは早め、適切な量のブレーキを加減します。コーナーには適切な速度で入り、車をさっさと脱出方向に曲げます。タイヤはキーーーっと長いスキール音を出します。 車の向きが変わったら、なるべく早くアクセルをオン。感覚としては、スルスルっと抜けてあっけないです。

そうなのです。②の方が圧倒的に速いのです。さらに車を傷めません。ところが、本能的にはすぐに①をやってしまうのです。無理をしてしまうのです。無理をした方が速く走れる、その方が感覚的に正しいと思ってしまうからです。

感覚と実際が違う体験。ここにもありました。

なぜ②の方が速いのでしょう?

それは、車は直線でスピードを上げられるからなのです。カーブには物理的な限界が付きまといます。そこを速くしてもあまりメリットがないのです。それよりも、カーブの出口から直線に向かって早めにアクセルをオン。これができると直線ではより高いスピードに乗ることができるからなのです。

周回速度を競うサーキット走行では、この全体像が見えていないと①をやってしまいます。さらに、①の方が本能的にも感覚的にも速く感じるのでなかなか抵抗ができません。実際に走ってデーターを取って②の方が速いのだと納得できなければ、早めに減速する勇気も出ないのです。

そう。早めの減速は違う意味での勇気を伴います。こちらの方が速いのだと、後々この方が速く行けるのだと、そういう先を見越した減速だからです。そのようなことを昨日は富士スピードウェイのショート・サーキットで学べました。

これって、やはり、経営に似ています。

どうしても、本能的にはその場でギャギャギャっと頑張らせたい気持ちがします。でも、結果的にはその方が遅くなるわけです。だから:

・先を見越して人を増やす。
・先を見越して今の仕組を変える。
・先を見越して新しい分野で販売をする。
・先を見越して投資をする。

新しいことにチャレンジするというのは本当に勉強になりますね。

ちなみにこの冬は、ジムカーナでの走行と氷上での走行を、目的を持って実施しました。タイヤの挙動を超えたときの対処を体に覚え込ませるための指導を受けました。先生からは、サーキット走行においても、カウンターステアリングのタイミングと量が適切になってきて、運転が各段に安全になったとのご評価をいただけました。

次回からは、富士スピードウェイの本コースの走行もじっくりと学び始めます。速く走るけど安全に走る。そのためにちゃんと指導を受けながら走っています。

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