急がないけど重要なことのひとつ「行動計画表」
おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
先週金曜日、CACHATTO Inidia Private Limitedの社長になるKさんに、小一時間ほどキャッシュフローの管理ポイントを教えていました。そこで実際に2005年ころに使っていた管理表をファイルサーバーから出しました。事業の運営で資金をショートさせないことが重要だとはよく言います。実際にそうで、e-Janもコースアウトていました。2005年でした。当時の表を見ていてづくづくそのことを実感したのです。
前月末にキャッシュがいくらあるのか。そこでその月にはいくら支払いがあるのか。さらに入金はどのタイミングであるのか。怖いのは外への支払いは避けられないのですが、外からの入金は曖昧というところです。入金には成約が必要。成約には開発などの行動が必要。そこで、どの案件をどの行動で現実化するのかというプライオリティを月末残の事前予測とシンクロさせて決めていたというのが当時です。名付けて「行動計画表」。
「行動計画表」は、ずっと私が管理しています。かれこれ13年半経ちます。次第に、事業を1年間に渡して見渡すことができる表へと進化しました。今は、売上については一件一件を1円単位で入力をしています。支払いに関しては経理とシンクロして年度初めに立てた予算を補正しています。これにより、支払いに計画からのずれが無いかも一目瞭然です。
さらに「行動計画表」は、長期的に同じ尺度で計上をしている数字なので、事業の状態がグラフからよく見えます。いま伸びているときなのか、伸びが鈍化しているのか。これにより、伸びているときには積極的な投資をする、鈍化しているときには、事業の主軸の変更をするなど、早めにアクションを取ることができるのでありがたいです。
さて、良いことだらけの行動計画表に見えますが、今後どうするのでしょう。受注件数が増えてきて、私もPCの前に座る時間が微妙に減ってきていて、一人の管理では限界が出てきます。かといって、エクセル手作業の表なので、人に渡すと積み重ねが壊れてしまいそうです。そこが怖いけど、冗長性を考えたら何とかすべきところなのでしょう。
贅沢な悩みですね。2005年当時のグラフを改めて見て、つくづくそう思います。