夢を語るのは手元利益を確保するのと同等に重要
おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
大阪ユーザー会、大きなトラブルなく皆さん笑顔で終わることができて良かったです。帰り際には新幹線のトラブルのことを知り、金曜日の夜は大阪で延泊しました。翌朝もそれなりに混乱していたようです。私は午後に帰れました。
ユーザー会で例年実施しているリアルタイムアンケート。これはプレゼン途中にリアルタイムでお客様からご意見をいただけるものです。インタラクティブな緊張感もありますが、得られるデータも本当に勉強になります。今年大きく進んだと思ったのが、クラウドとBYODの浸透でした。セキュリティを重視する、CACHATTOのお客様層でも、だいぶ進んでました。
さて、あるお客様からは例年に比べて「夢」が少なかったとのご指摘もいただきました。e-Janからは、もう少しぶっ飛んだ提案が欲しいということなのだと反省しました。スマホの次の提案が何かと、例年はいろいろと提案していたのですが、今年はPC系の提案が多かったです。やはりPC系には夢が少ないのかもしれませんね。
例えば今年だったら、スピーカーでCACHATTOが音声でメールやスケジュールを読み上げてくれるような機能がデモできたらよかったのでしょう。私個人としては、車の中で如何に音声コマンドだけで使えるか、この辺りにワクワク感を覚えます。ワクワクすることをもっと実装していかなければいけません。
大阪の前には高知県で、知事と懇親会や記者会見で意見交換をする場がありました。その中で「政治家は偉いな」と思ったのが、身の回りのリソースを、次々と上手に夢へとつながるように変化させて語る、そのような姿でした。
高知県でご一緒した大手ゲーム会社の元会長さんにも、「手元利益」と「将来の夢」、その両者を交互に見せていくのが経営者の大切な仕事なのだと教えていただきました。それを聞き、自分は手元利益を重視していたのですが夢の語りが不足していたことを反省したのです。
考えてみると、起業をして当初多くの失敗をした中で、虚像の夢は語るべきではないと学んだような気がします。夢は心の中に秘めておいて、手元利益で事業を語るようにする。自分はいつのまにか、夢を語ることを自制する姿勢になってしまったのだと思います。
先週は様々な異なった形で、夢のを語る大切さについて教えられました。手元利益はもちろんとても大切です。でも夢を語る価値も同じくらい大切なのです。