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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

テレワーク、性善説管理か性悪説管理なのか?

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おはようございます。

雨が上がっているもののどんより曇り空。湿度は100%と。21.5℃ 1007hPa @5.10am。

===ほぼ毎朝エッセー===

テレワーク実践で、性善説管理か性悪説管理なのか、悩むことがありますね。でもつくづく思うのですが、仕事が楽しいと思う人であれば、その人は、どういう環境でも、勝手にでも仕事がしたいのではないかということです。仕事は本質的には自己実現をする、社会に貢献をするツールなのですから。さらにお金ももらえたりします。楽しいと考えたら楽しくて仕方ありません。

管理者の関心は、人に如何に仕事をさせるかということに集中しがちです。そのために時間や場所で束縛をしてみたりします。ところが本当に大切なのは、その仕事が楽しいものなのだ、有意義なのだと、働く人に感じてもらうかなのです。そうなれば仕事は、皆の能動性で勝手に進みます。

もちろん、仕事には様々な職種があります。中には人からみたら、辛い、面白くないと思うようなものがあるかもしれません。ところが、どんな辛い一日でも、何らかの「いいニュース」を思いつくことができるように、どのような仕事にも、意義と大切さが見出せます。その意義や価値を見出し、共有することが、管理者、いや、リーダーの一番大切な仕事だと考えます。

e-Janは世の中に貢献しているので、ずっと成長と黒字を出させてもらっています。社会が存在を認めてくれるのです。逆に言うと、この事業は社会に貢献をしています。さらに、価値に対する適正価格を払っていただいているので営業利益が黒字なのです。その全体像の中から、社内には、様々な仕事が派生しています。仕事それぞれが無駄や無意味であるはずがありません。

それぞれの仕事にどういう解釈をして意義や価値を見出せるのか。リーダーはそういうことにアンテナを張り巡らせておくのが大切なのです。これ自体も楽しい仕事ですよね!

テレワークにおいて、個人個人の仕事自体に意義や価値を見出し、共有しておく。これが、その成功のための本質だということです。性善説とか性悪説では制御しきれない分野なのです。

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