青学箱根駅伝4連勝!何年も何年も「ぶれず」に進むには?
おはようございます。
2018年がスタートしました!今年もよろしくお願いします。1℃ @5.20am
===ほぼ毎朝エッセー===
2018年がスタートしました。
年が変わるというのは、リセットするような気持ちがしていいですね。さらに昨年末は会社全体での一斉大掃除を実施。さらにスッキリ。今年の年末年始は特に用事もなくゆっくりできました。脳が腐るほど寝ました(笑)。
寝正月では、駅伝で話題の原監督の本をKindleで読みつつ、テレビで中継観戦をしました。そして原監督率いる青山学院大学が4年連続の総合優勝を果たしました。原監督が持ち込んだのが、旧来の軍隊的だった大学体育会を変える考え方でした。マラソンは苦しい。だから部活動も苦しさに耐えるのが訓練である。この考え方を排除して、今のビジネス組織論的なアプローチに変えたのですね。
選手に自らが強くなるための手法を考えさせ、周りとコミュニケーションをとらせる。その2点を重点的に指導したそうです。原監督は実業団での経験が数年ありながらも、その後はサラリーマンとして営業をしていたと。その人が転身、チームを強くしたのです。大学の駅伝がここまで変化するとは見ものです。
本に書いてあることはe-Janで目指していることと多くの類似点があります。得られるヒントはとても励みになりました。その中で、今朝は2点ほど。
その一つは「ステージ4」という考え方。
・ステージ1:監督命令型
・ステージ2:監督が選手の代表者に指示を出す段階
・ステージ3:監督が大筋の方針だけを示し、チームリーダーが部員と一緒に自ら考える
・ステージ4:監督が選手を観察してヒントだけを与えるサポート型
原監督はステージの1~3を経て4に入っていると。e-Janに当てはめてみると、ステージ2から3に移っているところでしょうか。まだまだ自分たちが良くなるためにやるべきことがあることが分かります。
そしてもう一つは「加点式」の考え方。
出来ないことで減点するのではなく、できたことから加点して伸ばす方式です。私も減点式は嫌いだし自らが苦手です。加点式の人生を歩んでいると思います。ゴルフは失敗した数を数える減点式のゲームだから30代のときにやめてしまいました。
仕事においても加点式でボーナスが加算される仕組みを取り入れている会社が出てきています。2018年はボーナスの仕組みを大いに変えていこうと思いました。例えば、EarlyBird報償、CrossComにおけるコメント数、営業利益の達成、日報の完全提出、Good Jobポイント、無遅刻、無欠席、健康管理、などなど。
それぞれに、個人別の加点式ポイントを導入して、それをボーナスに連動させるのです。会社が何を重視しているのかが、個人にわかって面白いかも知れません。そして、その仕組みを自分たちで考え創り出して増やしていくのです。
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いずれにせよ、仕組みやシステムはどんどん最適化していくことです。変化をやめたときが危ないとき。皆で創造的に「ああする」「こうする」と、様々に考えてやってみる。そんなことに取り組もうと思います。
そして、これは別に、今年急に始まることではありません。機敏に仕組みを変化させることが、実は「ぶれず」に進むための一番の手法なのだと考えています。2004年1月以来、何年も何年も同じことをしているように見えるこの【朝メール】(※社内版)も、裏ではどんどん変化しています。e-Janも何年も何年も「ぶれず」に進んでいますが裏では機敏に仕組みを変えているからです。
さて、2018年は2017年度の〆で大きな飛躍が確認でき、さらに伸びる2018年度が始まる年。そして納得しながら楽しみながら、組織としてより凄いことを達成していくのです。
今年も大いに楽しんでいきましょう!