人は未来のことを考えるのがつくづく苦手なのだ
おはようございます。
今朝はテレワーク実施。家から朝メ。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□アイディア出しの場
ユーザー会での「これからのCACHATTO」では毎回苦労します。自分たちが何をすればいいのか、どういうアイディアを現実化すればいいのか。そういうことを改めて自問自答する場だからです。
昨日は、今年のユーザー会でのプレゼンテーションの素案が社内で議論されました。私とかからの素案を、何とか形にしようとTさんが作成中の内容を披露しました。素案段階でのアイディア出しの場に数多くの社員が参加したのが印象的でした。
CACHATTOという製品は一つに見えますが、多数の機能を持ち合わせたものです。その方向性は、様々に変化させることができます。そのために、社会のニーズを少しでも先に感じ取るため、国内外からの情報を直接的かつ間接的に聞きます。ニーズの中で「いけそうだ」という感じをつかんだとき、そちらに機能を伸ばします。
「これからのCACHATTO」では、ニーズが変化する先を示す場なので、妄想も多いです。中には、「いつも言っていることがなかなか実現できないので、パートナーたちからはすっかり信頼を失っている」などと辛らつな意見もありました。ところが、
・思わなければアイディアは出ないし、
・アイディアが出なければ言えないし、
・いえなければ資料などに表現できないし、
・資料などで表現できなければ実現できないものです。
今回は、その資料での表現をしようとした場でした。
多方向にアイディアをトライアル&エラーで出しているからこそ、見つかる道筋もあるというものです。それらを取捨選択すれば、きっといいストーリーになります。
いつも思うのですが、人は未来のことを考えるのがつくづく苦手なのだと感じます。未来のことは、多数の可能性を沢山並べてみて、その中から取捨選択をしていくしかないのですから。
一方、過去を振り返ると、それがまるで当たり前のように見えるもの。実際、例年の「これからのCACHATTO」には、後から驚かされます。今やっていることが方向性として表現されているからです。例年その時のプロセスは混沌としていたものでした。
さて、これからが知恵の絞りどころ。頭は知恵を生み出すためにある。頑張ろう!