クリスティ・ヤマグチがアジア系アメリカ人の模範になったという記事から
おはようございます。
6時前、雨がぱらついてきました。いよいよ桜を散らせる雨。
===ほぼ毎朝エッセー===
「イメージってやはり大切だ」
日本人のお母さんとアジア系アメリカ人のお父さんを持つ社員Mの日報を読んでいて思いました。
以下引用==>
[Good News/Appreciation Message]
*昨日ニューヨークタイムズで面白い記事を読みました。
90年代にアメリカ代表のクリスティ・ヤマグチがフィギュアスケートで金メダルを獲得し、アメリカのメディアにアジア系アメリカ人の認知度を上げた事についてでした。白人しか映らないアメリカのメディアで彼女が映った事はとても刺激的で、多くのアジア系アメリカ人の模範になりました。私も記者と同じ不安交えた幼年期だったので、深く共感しました。
http://www.nytimes.com/2016/03/31/magazine/what-i-learned-from-kristi-yamaguchi.html
<==以上引用終わり
この記事は、周りが白人ばかりで育った、韓国人系アメリカ人女性の記者さんが、クリスティ・ヤマグチというフィギュアスケート選手に大いに励まされたというエッセーです。日本のメディアでもクリスティ・ヤマグチ選手の活躍は、まるで日本人が活躍しているような盛り上がりで取り上げられていましたね。
それ以前、日本人のフィギュアスケーターと言えば、芸術的なことよりは、3回転ジャンプとかのフィジカルな凄さを武器にしていたと記憶しています。そして、だいぶ古い話ですが、札幌オリンピックのときのジャネット・リン選手のような、可愛いとか美しいって、何だかいつも白人選手のものだったような感覚した。(※あまりフィギュアスケートのことは詳しくないので雑な解釈で申し訳ありません。)
推測ですが、クリスティ・ヤマグチ選手の優雅な姿を見て、「アジア人でも美しさを表現できるのだ」というイメージが多くの人たちが持ったのでしょう。その影響で今の日本のフィギュアスケーターたちの当初のアイコン的なイメージになったのではないかと考えています。そして、そのイメージで成功した人たちがさらなる若い人たちのイメージになっている。
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「あ、自分もああなれるんだ!」
身近な人、似たような境遇の人、同じ学校の人、そういう人たちが何かを達成すると、自分も同じようにできるようなイメージを持つものです。そして、そのイメージが実はとても大切です。「自分もできるはず」と考えるようになるからです。
そこに理屈や遠慮はいりません。「自分もああなれるんだ!」と思うだけでいいのです。思いは現実化する。もちろん、様々な困難、あるいは環境の違いなどもあるでしょうが、そのイメージを持っていると、現実化しているようです。
いつも言いますが、そのイメージを持ちながら、目の前のことに集中して全力で取り組んでいると、思いもよらない方向からチャンスがやってきます。そしてそのチャンスにチャレンジすると、次第にイメージどおりの自分に変化していく。
いいイメージを持っていますか?