悪あがきは発明の母・内弁慶に発見はなし
おはようございます。
13℃&1007hPa@5am、ごく細かい雨がたまに降ります。
===ほぼ毎朝エッセー===
「ダメだったかぁ...」
うまくいかないことってあります。ところがこれは、長期的に見るといい糧になっていたことがよくあります。
例えば、今回チャレンジしたインドの大型案件です。
すでに採用が決まっていた方式に対してCACHATTOのある機能が魅力的と、逆転採用を狙ったのです。そのために大規模案件に対応できるためのCACHATTOの構成見直しなどを実施・検証したりしました。
インドに押しかけてでも採用を呼びかけたかったのですが、先方担当者にとっては「余計な手間」と捉えられてしまったのでしょう。残念ながら訪問はできず、メールでの提案は通りませんでした。
「ダメだったかぁ...」
ここで落胆するのが普通でしょう。ところが、自分にはそう見えていません。今回のことから大きなヒントをいただけているのに気が付いたでしょうか?
・数十万人規模というスケールに単純なサーバー構成で対応できる
・Multi-Cloud Gatewayの機能でオンプレミスと接続する有効性がわかる
・CACHATTO Desktopの持つ独自の価値を再認識させられた
この3点です。
これによって、新構成での提案が大規模ユーザーへの新たな仕掛けとして見えてきました。そしてそこでの新規格を上市することで大規模案件をより強く取っていく妄想も膨らんできています。
ダメであっても、ただでは転ばない。何かを拾って立ち上がる。このメンタリティは、どの分野でも役に立ちます。大切なのは、ダメと結論づくまでは、悪あがきをし続けることです。悪あがきを通じたプロセスには発明や発見のヒントが無数に転がっています。
つまり、「ダメだったかぁ...」の一言を発するまでに、どれだけ悪あがきをしたかということで、ただでは転ばないことへとつながるのです。
「悪あがきは発明の母」
そう。本気で悪あがきをするには、真剣な勝負相手が必要です。勝負相手を社外、国外に求めて、より大きな「悪あがき」ができるようになる。これはどの段階でも必要なことです。だから外に勝負をしに行くべきなのです。
「内弁慶に発見はなし」
これも名言かも(笑)