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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

かれこれ2年半、就業時間中社内語学レッスンの効果

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おはようございます。

薄く雲がかかっている朝。冷え込みは緩いです。

===ほぼ毎朝エッセー===

業務時間中に社内で1対1の語学レッスンを週に1~2回受ける仕組み。実験的に2年半前に英語から始めた取り組みですが、その後も継続しています。

今では、5名の先生たちによる英語、日本語、中国語の3ヶ国語のレッスンを、個人の好みによって、毎週同一時間の中でピックアップして受講するというスタイル。スケジュールが合わなかったら、受講者が責任を持って別な人と交代するというルールです。

面白いと思った現象をいくつか列挙しましょう。

  • 英語は会議でだいぶ使われるようになりました。使えば使うほどスムーズになるもので、母国語で無い人同士の英語でのコミュニケーション、つまりグロービッシュが発生してきています。
  • 英語で発表するということもちらほら観察されています。自分もたまに試しますが、それを聞いている人たちが、とんちんかんな理解ではない様子が感じられます。
  • 中国語が母国語の人も英語レッスンで英語がスムーズに。より良好な会議などでの意思疎通へとつながること。
  • 中国語が母国語の人は日本語で話したく、中国語を学んでいる日本人は中国語が話したく。で、結構すれ違っています。当初は日本語が話したい外国人と英語が話したい日本人との葛藤でしたが、相変わらずです(笑)
  • 自分が中国語をやってわかったことですが、先生は自分の癖に慣れてくれるので会話が成り立つのですが、他の人には伝わりづらいのです。やはり、違う先生や、実地で使うことは大切です
  • 必要に応じて会議が英語に変化しやすくなってきています。未だにダイ・ハード的に英語に切り替わらない人はいますが、一歩勇気をもって話してもらいたいです。
  • 営業に配属されている中国語が母国語の人たちの、日本語がだいぶ上達してきています。3人の異なるスタイルの先生たちによる日本語レッスンが効いていると感じます。
  • このところ実施しているレクチャー形式による「日本語講座」。敬語の使い方やメールを書く上での注意など、内容は多岐にわたるのですが、日本語ネイティブの人にもノンネイティブの人にも、とても勉強になっていると評判いいです。他の言葉にチャレンジすることで、言葉への感性がより高まっていることも一つの理由でしょう。

忙しい中ですが、語学レッスンに費やす45分は大いなる気分転換になります。社内でやっているので続けやすいのも特徴です。継続は力。この先も変化が楽しみです。

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