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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

会社の就業規則にHonor Codeの概念を取り入れてみた

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おはようございます。

早朝6時。青空。ちょうど気持ちいい涼しさすら感じる空気です。


===ほぼ毎朝エッセー===

□□e-Jan Honor Code

Honor Code という概念があります。オナーコード。「誇りに基づくルール」とでも言うのでしょうか。

今回、就業規則を全面改定する作業をしていました。Dさんが音頭を取ってくれて社労士さんからの案を修正していました。参加メンバーはKさん、Mさん、Gさん、Tさんと自分。つまり大企業社会人歴が長い人たちを中心に議論していました。時間が予定よりだいぶかかってしまいましたがようやくほぼ完成です。

元々の案では様々な罰則やら「べからず」が多かったのですが、ここは良識ある社会人。理想組織のメンバーには少し不向きでした。ゆえに、序文にHonor Codeを宣言し、そこに就業規則を合わせた形としてみました。具体的にその序文を記載してみましょう。


以下引用==>

序文

e-Jan Honor Code:
「私たちは誇りあるe-Janネットワークスの一員として、自らを律し、他者からの社会的信頼が得られるよう、倫理的で一貫した行動をとるものとする」

本規則は、当社の従業員の労働条件の明確化を目的として、これらに関する事項を定めたものである。職務秩序の維持については、会社の定めるルールブックに従うものとする。

e-Janネットワークスの従業員は、会社と従業員、従業員同士、従業員とステークホルダーとの良好な関係を高めるための、定めし行動規範であるe-Jan Honor Codeに準ずるものとする。e-Jan Honor Codeの下で、従業員は、嘘をつかない、ごまかさない、何物も盗まないことを宣誓したものとみなす。

上記の行動に反することが観察された場合、従業員は代表取締役を委員長とするHonor Code委員会に報告をする義務を持ち、Honor Code委員会は、当事者を厳正、公平、合理的な判断をもとに処する義務をもつ。委員会の処分には、懲戒も含むことがある。当該従業員はその処分に従うものとする。

<==以上引用終わり

と、多少珍しい就業規則の序文ではあると思いますが、この形で宣言をしてもらえば、信頼と秩序による組織運営がやりやすいと考えています。

さて、この文面の英語化にも着手しなければなりませんね。
あ、この課題、今日の英会話の課題にするといいかも!

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